妄想チーム「落ち武者ジャパン」外野に糸井嘉男、T.ローズら

3月14日(火)7時0分 NEWSポストセブン

江本孟紀氏は投手コーチに東尾修氏を推薦

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 熱戦が繰り広げられているWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)だが、今回の侍ジャパンは真面目でおとなしい。しかし、かつての日本プロ野球界には、「侍」の名に相応しい無頼たちがゴロゴロしていた。国際大会のような大舞台では、修羅場をくぐってきた彼らの方が頼もしいだろう。そんな選手たちを集めてチーム「落ち武者ジャパン」を想定した。スポーツ紙記者や球界OBからは、内野では清原和博(元・西武、巨人ほか)や中村紀洋(元・近鉄、中日ほか)など、腕っぷしが強そうで豪胆な頼もしいメンバー候補の名前が挙がった。


 外野陣も逸材が揃う。今年から阪神に加入した超人・糸井嘉男は、侍ジャパンに選ばれていないほうが不思議という声もあるが、ここはぜひ落ち武者ジャパンで存分に活躍してほしい。


 NPB初の「6年連続打率3割・20盗塁・ゴールデングラブ賞受賞」を達成するなど驚異的な身体能力を誇る糸井だが、球界では“宇宙人”として知られる。プロ入り5年目まで「右中間」を知らなかった。視力が1.5にもかかわらずレーシック手術を受けて2.0まで上がった──など数々の“伝説”を持つ。野球通で知られる漫画家のやくみつる氏が言う。


「彼はもはや“地球外生命体”です。彼にとって国同士の戦いとか国籍がどうこうとかは些末なこと。緊張せず、普段通りのプレーをしてくれるでしょう」


 さらに外野にはタフィ・ローズ(元・近鉄ほか)を入れてはどうか。日本国籍はないが、日本語はペラペラ。WBCでは母国語を話せない代表選手も珍しくないのだから、ローズは十分な日本代表有資格者だろう。


 NPB在籍13年間で本塁打王4回、打点王3回の輝かしい実績に加え、退場処分14回という日本記録の持ち主でもある。乱闘時の切り込み隊長として、ローズの活躍に期待したい。


 こんなメンバーを束ねるのは、いくら何でも小久保裕紀監督では荷が重い。コーチ陣もコワモテが必要だろう。野球評論家の江本孟紀氏が言う。


「投手コーチは東尾修(元・西武)がいい。与死球165は、ダントツの歴代1位。たまにわざとぶつけてましたからね。国際試合では闘争心がモノを言う。東尾に戦う心を叩き込んでもらうのです」


 打撃・走塁コーチは柴田勲(元・巨人)という声も。通算579盗塁のセリーグ記録保持者で、2000本安打も達成。打力と脚力を兼ね備えた、巨人V9時代の不動のリードオフマンだった。


 柴田を“落ち武者コーチ”に推すある球界OBに理由を訊ねると、「古い野球ファンならわかるハズだから、あえて言わないよ」とケムに巻かれてしまったが……。


 最後に最も責任重大な監督。江本氏は闘将・星野仙一(元・中日)を推薦した。


「小久保監督はいつも陰気臭い顔をしているけど、星野さんは闘志を前面に出して選手と一緒に闘う。中日の監督時代、岩本(好広)、小松崎(善久)らを“乱闘要員”としてベンチに入れていたほど。監督には星野さんが最適でしょう」


 前出のやく氏も賛成だ。


「星野さんが選手への“鉄拳制裁”をわざと見せつければ、相手チームはビビります。米国や中米の社会には鉄拳文化はありませんから理解に苦しむはず。いい年した大人たちがボコボコに殴られながら試合に挑む事態に相手が飲まれてしまえば、こっちのもんです」


 星野監督率いる“落ち武者”たちが世界で暴れる姿を見たかったような、世界に見せてはいけないような……。


※週刊ポスト2017年3月24・31日号

NEWSポストセブン

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