清水宏保を継続起用。ネッツトヨタ東京、2019年はGR Tokyo Racingとして3カテゴリーに参戦へ
2019年3月15日(金)7時30分 AUTOSPORT web

3月13日、ネッツトヨタ東京は2019年のモータスポーツ活動体制を発表し、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceなど3つの参加型モータースポーツカテゴリーに参戦することを明らかにした。
ネッツトヨタ東京は2018年シーズン、国内最大級のワンメイクシリーズである86/BRZ Raceに加えて、TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race(ヴィッツレース)、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジに参戦した。
今季については、チーム名をトヨタ販売グループの東京直営販売店融合に伴い、従来のネッツ東京レーシングからGR Tokyo Racingへと改める。また、その活動拠点をGR Garage東京三鷹に移すこともあわせてアナウンスされた。
具体的な参戦体制ではまず、昨シーズン、86/BRZ Raceに参戦していた社員ドライバーの水谷大介が、今季はクラブマンシリーズからプロフェッショナルシリーズにステップアップを果たし、シリーズ全8戦に出場することに。
一方、ヴィッツレースでは同じく社員ドライバーの長山等と、2018年シーズンから参戦を開始した長野オリンピック男子スピードスケート金メダリストの清水宏保の継続起用が決定。また、2014年から同シリーズに参戦し、スーパー耐久シリーズST5クラスの参戦経験を持つ女性ドライバー、咲川めりを新たなメンバーに迎えている。
ラリー競技では塚本奈々美とコドライバー寺田昌弘のコンビが、2018年シーズンに引き続きTGRラリーチャレンジで起用される。2名はトヨタ86でC-3クラスの12戦中6戦に出場する予定だ。
さらに、GR Tokyo Racingは社員公募ドライバーを起用してC-1クラスにトヨタ・アクアで、C2クラスにはトヨタ・ヴィッツで参戦するとしている。
■GR Tokyo Racing 2019モータースポーツ活動体制
レース名 | シリーズ/クラス | 参戦レース数 | ドライバー・コドライバー |
---|---|---|---|
86/BRZ Race | プロフェッショナル | 8戦中8戦 | 水谷大介 |
ヴィッツレース | 関東シリーズ他 | 5戦中5戦 | 長山等 |
ヴィッツレース | 関東シリーズ他 | 5戦中5戦 | 清水宏保 |
ヴィッツレース | 関東シリーズ他 | 5戦中5戦 | 咲川めり |
TGRラリー | C-3(86) | 12戦中6戦 | 塚本奈々美・寺田昌弘 |
TGRラリー | C-1(アクア) | 12戦中4戦 | 社員公募Dr.・長山等 |
TGRラリー | C-2(ヴィッツ) | 12戦中4戦 | 社員公募Dr.・咲川めり |