ホンダのザルコが予選3番手!M.マルケスが開幕2連続ポール/第2戦アルゼンチンGP

2025年3月15日(土)23時35分 AUTOSPORT web


 3月15日、2025年MotoGP第2戦アルゼンチンGPの2日目セッションがアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、MotoGPクラスの予選ではマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)がポールポジションを獲得した。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は予選Q1で転倒があり15番手グリッドとなった。



 今大会も開幕戦に続き昨年チャンピオンのホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が欠場、テストライダーのロレンツォ・サバドーリが代役参戦している。初日同様に2日目も曇り空で、フリー走行2回目の開始時は気温19度、路面温度23度だ。路面は初日がハーフウエットだったが、ドライコンディションとなっている。


 30分のFP2が始まると、全車が一斉にコースイン。序盤からヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)、アレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)、マルコ・ベゼッチ(アプリリア・レーシング)がトップ3に入るなど、多くのメーカーが競っている。


 タイヤ選択はミディアム/ソフトが多いが、フロントにソフト、前後ミディアムのライダーもいる。6分が過ぎたころにフランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)がクラッシュを喫してスクーターでピットまで戻る。


 前半はアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)がタイムを更新し続けて1分37秒795で首位。ほとんどのライダーが6〜8ラップ走ってピットイン。小椋は短いスパンでピットインしており、再び走り始めている。


 半分が過ぎると2度目のランに入るライダーが出てくる。以降のトップタイム更新はなかったが、アレックス・マルケス、マルク・マルケス、ザルコがトップ3となった。小椋は15番手だ。



小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)/2025MotoGP第2戦アルゼンチンGP

 予選Q1は、気温19度、路面温度24度で開始。タイヤ選択はミディアム/ソフトが多いが、前後ともにソフトタイヤはソムキャット・チャントラ(イデミツ・ホンダLCR)、フェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)、マーベリック・ビニャーレス(レッドブルKTMテック3)の3人だ。


 1度目の走行では1分37秒312でモルビデリがトップ、1分37秒687でジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)が2番手だ。2度目のアタックではチャントラが転倒を喫して、その後小椋もクラッシュした。予選Q2に進んだのはモルビデリと1分37秒526まで更新したジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)だった。小椋は5番手となり、15番手グリッドからレースを戦う。


 予選Q2は気温と路面温度はQ1と変わらない。序盤はマルク・マルケスが1分37秒023でトップ、アレックス・マルケスが1分37秒163で2番手、ザルコが1分37秒523で3番手だ。


 残り5分に2度目のアタックに入り、全車のタイヤがフロントにミディアム、リヤにソフトだ。残り1分を切るとマルク・マルケスが1分36秒917でトップタイムを更新して2戦連続のポールポジションを決めた。


 2番手はアレックス・マルケス、3番手はホンダのザルコとなった。2列目はフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)。3列目はファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)、モルビデリ、ベゼッチとなった。

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