日本代表初招集は4名! 森保監督、次世代のポテンシャルを評価「スペシャルな特徴を持っている」

2023年3月15日(水)16時25分 サッカーキング

(左から)半田、角田、中村、バングーナガンデ[写真]=Getty Images、金田慎平、兼子愼一郎、三浦誠

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 日本代表を率いる森保一監督が15日、メディア対応を行なった。

 FIFAワールドカップカタール2022で、目標としていたベスト8には一歩届かなかった日本代表。それでも、ドイツ代表とスペイン代表を撃破し、決勝トーナメントに進出した手腕を評価された森保一監督の続投が決定していた。そして、2026年のFIFAワールドカップに向けた新たな船出となる今月末の『キリンチャレンジカップ2023』で、ウルグアイ代表とコロンビア代表と対戦する。

 森保一監督は15日、『キリンチャレンジカップ2023』に臨む“新生日本代表”を発表。長年に渡って主将を務めたDF吉田麻也やDF長友佑都、DF酒井宏樹らのベテラン勢を外したことについて、同指揮官は「麻也、佑都、宏樹などは長らくチームを支えてくれました。彼らの存在が大きかったことは、監督として非常に感じています」としつつも、「ここから始めるチーム作りにおいても、彼らがやってくれることは計算ができます。だからこそ、いない時にどれだけ日本の力をつけていくかを培う必要があり、より選手層を厚く、幅広くして、最強の日本代表を目指していきたい。今回、チャンスをもらった選手は存在感を見せて欲しいですし、この経験が日本代表の成長につながるよう、そして自分自身の成長につながるよう、トライして欲しいです」と明かした。

 そして今回、DF角田涼太朗、DFバングーナガンデ佳史扶、DF半田陸、FW中村敬斗の4選手がフル代表初招集となった。森保監督は「それぞれチームで存在感を発揮している選手ですし、スペシャルな特徴を持っています」と口にし、以下のように選出理由を語った。

「角田は左利きのCBで、SBとしてもプレーできます。攻撃力もあり、後方からのビルドアップ、数的優位を作り出せる選手。国際レベルでどれくらい通用するのか、彼の良さを見ていきたいし、経験を生かして成長してほしいと思います」

「バングーナカンデも左利きで、FC東京で左SBのレギュラーとして存在感を放っています。攻撃に参加できることや、セットプレーのキッカーとしてもいいボールを配球できる。守備面では長友と比べて、まだまだ足りないところはありますが、国際舞台で経験を培い、所属クラブでのさらなる成長を期待しています」

「半田陸に関しては、山形時代から注目していました。世代別の代表でも中心選手として経験を積み、山形、ガンバで確実に力をつけています。良い守備から良い攻撃につなげる、W杯で勝つために必須なことを高い強度でこなすことができる選手です」

「オーストリアで活躍している中村は、得点という結果と左WGとして欧州の舞台でも存在感を放っています。私が東京五輪世代のチームを指揮した時、招集した選手の中でもポテンシャルは素晴らしかったです。代表の舞台で戦える力を身に付けていますし、左サイドから得点につながるプレーを期待しています」

 次世代が頭角を現してきた日本代表は今月24日にウルグアイ代表と、28日にコロンビア代表と対戦する。

サッカーキング

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