ドゥカティがトップ3独占。ホンダのザルコは4位/第2戦アルゼンチンGP

2025年3月16日(日)3時32分 AUTOSPORT web


 3月15日、2025年MotoGP第2戦アルゼンチンGPの2日目セッションがアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、MotoGPクラスのスプリントではマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)が勝利を飾った。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は15位に入った。



 今大会もホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が欠場、テストライダーのロレンツォ・サバドーリが代役参戦している。曇り空の2日目だが、路面はドライコンディション。


 予選ではマルク・マルケスがポールポジションを獲得、2番手はアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)、3番手はヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)となった。小椋は15番手からレースに臨む。


 午後にはMoto3クラスとMoto2クラスの予選を挟み、MotoGPクラスのスプリントが開催。気温は20度、路面温度は27度で、ドライコンディションのままだ。タイヤ選択は全車がフロントがミディアム、リヤがソフトだ。


 12周のレースがスタートするとマルク・マルケスがホールショットを奪う。2番手がアレックス・マルケス、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が3番手まで上がってきた。


 さらにファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)も4番手まできた。小椋は20番手だ。セクター3ではブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がフランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)と接触。ビンダーは転倒してリタイアを喫した。


 2周目はペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がクアルタラロを追い越して4番手に浮上。さらにザルコもクアルタラロを抜いて5番手へ。そこから大きな順位変動はないが中盤勢は少し動きがある。


 5周目にはフェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)とミゲール・オリベイラ(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)を巻き込んで転倒。オリベイラは復帰できなかったが、アルデグエルはマシンから白煙を上げながらレースに復帰している。


 トップに目を移すと、マルク・マルケスとアレックス・マルケスの差は0.2秒ほど。マルケス兄弟がワン・ツーでレースを引っ張っていく。終盤になってもマルケス兄弟、3番手がバニャイア、4番手がザルコと変わらない。


 5番手にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)、6番手はマルコ・ベゼッチ(アプリリア・レーシング)だ。


 残り2周、8番手争いが激化してジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)が8番手に入り、アコスタは9番手に落ちた。そして、ラストラップも首位争いはなく、マルク・マルケスが約1秒差をつけて勝利を飾った。2位はアレックス・マルケス、3位はバニャイアとドゥカティがトップ3を独占した。


 4位はザルコ、5位はディ・ジャンアントニオ、6位はベゼッチ、7位はモルビデリ、8位はミル、9位はアコスタだった。小椋は15位だ。

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