スーパーGT岡山公式テストスタート。初日午前はKEIHIN NSX-GTがトップタイムに

2018年3月17日(土)12時35分 AUTOSPORT web

 スーパーGTの2018年開幕に向けた公式テストが3月17日、岡山国際サーキットで始まった。9時50分からスタートした1日目午前のセッションは、KEIHIN NSX-GTがトップタイムをマーク。WedsSport ADVAN LC500、ARTA NSX-GTと続いた。GT300クラスはARTA BMW M6 GT3がトップタイム。シンティアム・アップル・ロータス、Hitotsuyama Audi R8 LMSと続いた。


 2018年の参戦全車が揃い、開幕に向け本番が近づく岡山での公式テストがいよいよスタートした。この日は岡山国際サーキットのファン感謝デーも兼ねており、早朝から晴天ということもあり、非常に多くのファンがサーキットを訪れた。


 そんななか、9時50分からスタートした公式テスト1日目午前の走行は、フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが開始20分というところで、アトウッドコーナーの立ち上がりでストップしたため一度赤旗提示。さらに、1時間10分ほど経過したところで、31号車TOYOTA PRIUS apr GTが最終コーナーでストップ。また、DIJON Racingの48号車ニッサンGT-RニスモGT3がバックストレートでストップするなど、三度の赤旗が提示されている。その処理のため10分間セッションが延長された。


 GT300では今回が2018年初めての走行だったり、新車のシェイクダウンを兼ねるチームもあるなど、各チームそれぞれのメニューをこなしていったが、GT500勢では序盤からホンダNSX-GT勢が上位につける。岡山で初めてGT300との混走状態を体験したジェンソン・バトンのRAYBRIG NSX-GTが、開始からしばらくはタイミングモニターのトップにつける。


 それを上回ってきたのは、WedsSport ADVAN LC500、さらにKEIHIN NSX-GT。最終的にはKEIHIN NSX-GTが1分18秒472で初日午前のトップタイムに。WedsSport ADVAN LC500が2番手、ARTA NSX-GTが3番手となった。さらにDENSO KOBELCO SARD LC500、RAYBRIG NSX-GTと、ホンダNSX-GT勢とレクサスLC500勢が受遺を占める展開となった。ニッサンGT-RニスモGT500勢は、MOTUL AUTECH GT-Rがマークした1分19秒647の10番手がベストだった。


 GT300クラスでは、序盤からARTA BMW M6 GT3が好調で、この走行では1分26秒022で最速。また、シンティアム・アップル・ロータスが1分26秒045で続き、Hitotsuyama Audi R8 LMS、Hoppy 86 MC、31号車TOYOTA PRIUS apr GTと続いている。一方、昨年王者のグッドスマイル 初音ミク AMGだが、このセッションでは中盤なかなかピットアウトせず、終盤ふたたびコースイン。15周の周回に留まり、1分26秒818で12番手に留まっている。この後午後のセッションでは、GT300ではルーキーテスト等を行うチームも多く、こちらもチームにとっては緊張度が高い走行になりそうだ。


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