小椋藍、8位フィニッシュも失格に。非公認ソフトウェア使用が原因/MotoGP第2戦アルゼンチンGP
2025年3月17日(月)8時37分 AUTOSPORT web

3月16日、2025年MotoGP第2戦アルゼンチンGP MotoGPクラスの決勝レースがアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は8位でフィニッシュした。しかし、承認されていないバージョンのソフトウェアを使用したことが確認されて、決勝レースは失格となった。
ルーキーの小椋は第1戦タイGPでダイレクトにQ2に進出して、5番手に。スプリントでは4位、決勝では5位に入り話題となった。第2戦アルゼンチンGPでは開幕戦ほどのパフォーマンスは出せなかったが、スプリントでは15位、決勝では8位でフィニッシュして日曜日には成績を上げた。
しかし、決勝レースは失格となってしまった。理由は承認されていない非公認のバージョンのソフトウェアを使用していたことが分かったためだ。
これはグランプリ規則の第2.4.3.5.3条にある『電子制御ユニットおよび慣性計測ユニット』に違反しているため、FIM MotoGPスチュワードパネルは小椋を失格とした。
暫定では第2戦終了時のランキングは5位であったが、失格となったため8位と変わっている。