2度目の“円陣声出し役”を務めたヌートバーに海外メディアが熱視線「日本代表という新たな場所で温かく迎えられている」

2023年3月17日(金)17時10分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 3月16日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表は、東京ドームで行われたイタリア代表との準々決勝に9−3で勝利。これで現地時間20日(日本時間21日)に米フロリダ州マイアミで行われる準決勝へと駒を進めた。次の相手は、プエルトリコvsメキシコの勝者だ。

【動画】『ガンバリマス!サー、イコウ!』侍ジャパンの士気を奮い立たせたヌートバーの”円陣声出し”の様子

 負けたら終わりの一戦を制した侍ジャパンだが、そのチーム内で現在、日本列島に一大フィーバーを巻き起こしているのが、日系アメリカ人として初の侍ジャパン入りを果たしたラーズ・ヌートバー(25)だ。1次ラウンドから攻守ともに活躍が光り、好調時にみせる「ペッパーミルパフォーマンス」も定着。今や日本ファンを熱狂させる存在となっている。

 この日も初回のレフト前ヒットで5試合連続安打をマークするなど、5打数1安打の活躍。試合前には、円陣で韓国戦以来となる2度目の声出し役を務め、「残るは3試合。今日の一戦が僕たちをマイアミに連れていきます。かっこよく自分のプレーをし、勝って飛行機でパーティーしましょう!ガンバリマス!サー、イコウ!」とチームを鼓舞していた。

 この光景には、スペインのスポーツ紙『Diario AS』も熱い視線を送っており、記事内で「チームは彼を完全に受け入れている」と言及。「最後に日本語でフレーズを言う彼のスピーチは、笑いと歓声に包まれ、そして彼らはフィールドに立つ準備をする」と説明し、「日本代表という新たな場所で温かく迎えられていることがよくわかる」と報じている。

 プレー以外でも日本代表に貢献しているヌートバー。同紙は、「2013年のドミニカ共和国に続く2チーム目の無敗優勝を達成できるかもしれない」と期待を綴っているが、果たして今後の戦いはどうなっていくだろうか。14年ぶりの栄冠に期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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