あの胸スポンサーは何の企業? ドイツ・ブンデスリーガ編【編集部フォーカス】

3月17日(木)7時30分 フットボールチャンネル

マインツ

 フットボールクラブの大きな収入源となっている、ユニフォームの胸スポンサー。単純に多くの人の目に触れるという広告価値はもちろん、熱心なファンは、自身がサポートするクラブのユニフォームに名前が印字された会社の商品を積極的に購入するということもある。今回は、ドイツ・ブンデスリーガのなかから気になる胸スポンサー5社を紹介する。

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【胸スポンサー】
ケマーリング(2015年〜)

【業種】
化学品製造メーカー

 マインツの胸スポンサーを務めるケマーリングは、エネルギー会社のエンテガに代わって2015年からスポンサーを務める化学品製造メーカーだ。ドイツをはじめとした欧州各地やアジア諸国、米国など世界22ヶ国に展開している。合成物質や窓のフレームなどを手掛けている大手企業だ。

 マインツとは3年間のスポンサー契約を結んでおり、契約料金は総額1300万ユーロ(約18億円)とも言われている。世界的メーカーのバックアップを受けて、マインツもさらに上の順位を目指したいところだ。

ハノーファー

【胸スポンサー】
ハインツ・フォン・ハイデン(2014年〜)

【業種】
住宅建設

 ハノーファーの胸スポンサーを務めるハインツ・フォン・ハイデンは、大手旅行代理店のTUI Groupに代わって2014年からスポンサーを務める住宅建設会社だ。地元のハノーファーに本社を構え、従業員はグループ全体で約300人となっている。ドイツだけでなくスイスでも住宅販売を行うなど幅広い領域を手がけている。

 ハインツ・フォン・ハイデンは社会的分野で特に活発な企業で、プロサイクリングチームのメインスポンサーや慈善団体、教育機関のスポンサーを務めたこともあるようだ。財政的に厳しいとされるハノーファーだが、ハインツ・フォン・ハイデンとは今後も末長く良い関係を続けていきたいものだ。

フランクフルト

【胸スポンサー】
アルファ・ロメオ(2013年〜)

【業種】
自動車製造メーカー

 フランクフルトの胸スポンサーを務めるアルファ・ロメオは、ビール製造メーカーと知られるクロンバッハに代わって2013年から胸スポンサーを務める自動車製造会社だ。イタリア最王手のフィアット傘下に入っており、アルファ・ロメオもイタリアの会社だ。

しかし、フランクフルトでモーターショーを開催している関係で、フランクフルトとの縁も深い。そういった理由から胸スポンサーを務めているようだ。契約期間は3年以上とされており、今季のユニフォームにもロゴマークが輝いている。

ホッフェンハイム

【胸スポンサー】
SAP(2013年〜)

【業種】
ソフトウェア会社

 ホッフェンハイムの胸スポンサーを務めるSAPはクラブとの関わりが深く、SAPの創業者であるディートマー・ホップ氏の金銭的な支援によりドイツ8部からブンデスリーガまでのし上がることができた。一貫して育成部門に力を入れており、最新のテクノロジーを駆使したデータ分析によって若手選手の成長を促している。

 ホッフェンハイムにはドイツでもトップクラスのスタジアムとトレーニングセンターがあることも特徴だ。胸スポンサーは2013年から勤めており、SAPの名前は日本の人々にも馴染みが深い。FC今治のオーナーを務める岡田武史氏もSAPの技術を駆使したスマートスタジアムの構想を練るほどだ。ホッフェンハイムほどITと関わりが深いクラブは、世界中探してもないだろう。

【次ページ】ドルトムント

ドルトムント

【胸スポンサー】
エボニック(2006年〜)

【業種】
化学品製造メーカー

 EVONIK(エボニック)は、2006/2007シーズンからドルトムントと胸スポンサー契約を結んでいる化学品製造メーカーだ。ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州のエッセンに本社を構え、従業員は3万人を超えている。ルール工業地帯にあり、ドルトムント地方との結びつきも強い。

 ロケットの発射に使用される高濃縮過酸化水素の開発やタイヤ関連事業など様々な分野を手がけている。2014年にはドルトムントと2025年までパートナーシップ契約を更新するなど、今後も長くクラブとの関係を続けていくことになりそうだ。

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