ソフトB和田が見せたプライドとG杉内への思い「若い人には負けたくない」

3月17日(金)7時20分 フルカウント

「まだまだ若い人に負けたくない」— 和田がのぞかせたプライド

 ソフトバンクの和田毅投手が、順調な仕上がりぶりを披露した。3月31日のロッテ戦(ヤフオクD)での開幕投手に決まっている左腕は16日の巨人とのオープン戦に先発すると、6回を投げて3安打1失点。9個の三振を奪う貫禄の投球に「前回より感じは良かった。空振りも取れていましたし。順調にきていると思います」と納得の表情だった。

 初回、石川と重信を連続三振に取るなど、三者連続三振を奪った3回まで、1人の走者も出さない完璧な内容。「投げ急いだ」という5回は辻、実松、石川に単打を浴びて1点を失ったが、反省点と言えるのは、ここだけ。当初は7回100球がメドだったが、6回86球で降板。「7回くらいまで、と思っていたけど『もういいだろう』と(笑)」。十分過ぎる内容に、マウンドを降りた。

 この日は発奮させられる材料もあった。巨人の先発は、かつてのチームメートで、同じ「松坂世代」の杉内俊哉だった。

同じ“松坂世代”杉内に「負けないようにしたい」

「スギが投げるということで、気持ちは入りましたし、そのおかげでいいピッチングが出来たというのはある。スギはまだ手術からの復帰段階。僕は彼のいいボールを何度も見てきたし、お手本にしていた。チェンジアップは(打者が)くるくる回っていて、相変わらずいいチェンジアップだなと思いました」と感慨深げに語った。

 球界を席巻してきた「松坂世代」も、今年で37歳になる。徐々に現役選手の数も減ってきた。今季の開幕投手を託され、今も第一線で戦う左腕は「僕らは下がるだけ。ただ、まだまだ若い人には負けたくないという負けん気を持ってやっていく」という。

「(杉内が)何事もなく終わって、すごく安心したし、交流戦や日本シリーズで投げ合うことになれば、もっと完璧な状態で来る。それに負けないようにしたい」という和田。開幕戦に向け、調整登板はあと1回。「細かいところも考えて、本番のつもりで投げたい」。次回は24日の広島戦(ヤフオクD)が有力。和田毅が、開幕前最後の仕上げに入る。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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