宇佐美貴史は5戦連発ならずも…原口と共にチームの3連勝と首位堅守に貢献

2018年3月17日(土)15時11分 サッカーキング

4試合連続の先発出場を果たした宇佐美貴史(写真は第26節デュイスブルク戦のもの) [写真]=Bongarts/Getty Images

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 ブンデスリーガ2部第27節が16日に行われ、FW宇佐美貴史とMF原口元気が所属するデュッセルドルフはホームでビーレフェルトと対戦した。

 デュッセルドルフに所属する日本人選手2人は、欧州遠征に臨む日本代表にも揃って選出されている。4戦連続ゴールを継続中の宇佐美は4試合連続となる先発出場を果たし、原口も3試合連続でスタメンに名を連ねている。

 デュッセルドルフは25分にビーレフェルトに先制を許したが、すぐさま反撃に出る。31分に高い位置でボールを奪ってからワンツーで持ち上がると、最後はロウヴェン・ヘニングスが左足で放ったミドルシュートがゴールに突き刺さってデュッセルドルフが同点へと追いつく。

 50分にトム・シュッツの直接FKで失点を喫したデュッセルドルフは再びビハインドを背負うが、57分にCKから宇佐美が入れたクロスをファーサイドの原口がダイレクトで合わせ、右足でシュートを放つ。これはうまくミートせずにゴール前にいたヘニングスが合わせる形となったが、GKにセーブされてしまう。しかし、そこに詰めていたマルセル・ソボットカがゴールへと押し込み、ホームチームが試合を振り出しに戻した。

 勢いに乗るデュッセルドルフは68分、右サイドのCKからニコ・ギーセルマンが上げたクロスにアダム・ボジェクが頭で直接合わせてネットを揺らし、ついに勝ち越しに成功する。

 71分には自陣からのロングフィードを味方が頭ですらすと、そのボールを受けて抜け出したヘニングスがGKとの1対1に持ち込み、並走していたベニト・ラマンに絶妙のタイミングで横パスを出す。ラマンが難なく押し込んでゴールを挙げ、デュッセルドルフがリードを2点に広げた。

 試合はそのまま4−2で終了し、見事な逆転勝利を見せたデュッセルドルフが首位の座を堅守した。脳震盪からの復帰以降徐々に調子を上げている原口は、後半アディショナルタイムまでプレーした。63分にピッチを後にした宇佐美は5試合連続ゴールこそならなかったものの、それぞれチームの勝利に貢献している。

【スコア】
デュッセルドルフ 4−2 ビーレフェルト

【得点者】
0−1 25分 ユリアン・ベルナー(ビーレフェルト)
1−1 31分 ロウヴェン・ヘニングス(デュッセルドルフ)
1−2 50分 トム・シュッツ(ビーレフェルト)
2−2 57分 マルセル・ソボットカ(デュッセルドルフ)
3−2 68分 アダム・ボジェク(デュッセルドルフ)
4−2 71分 ベニト・ラマン(デュッセルドルフ)

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