トゥヘル監督、CL通算50試合目を指揮…ジダン氏超えの史上最多32勝を記録

2022年3月17日(木)16時9分 サッカーキング

チェルシーを率いるトゥヘル監督 [写真]=Getty Images

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 チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での最初の50試合で史上最多勝利記録を樹立した。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

 CL決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグが16日に行われ、チェルシーはリールと対戦。38分にPKから先制を許したものの、前半終了間際にクリスティアン・プリシッチのゴールで追いつくと、71分にセサル・アスピリクエタが勝ち越しゴールを奪い、2−1で勝利。2試合合計4−1とし、準々決勝進出を果たした。

 トゥヘル監督にとってはこの試合がCL通算50試合目の指揮となったが、ドルトムント指揮時の5勝(2分け3敗)、パリ・サンジェルマン(PSG)指揮時の16勝(3分け6敗)、チェルシーでの11勝(2分け2敗)と合わせて32勝をマーク。『William Hill』によると、ジョゼップ・グアルディオラ氏(現マンチェスター・C指揮官)の30勝、ジネディーヌ・ジダン氏の31勝を上回り、最初の50試合でCL史上最多となる勝利数を記録した。

 試合後、トゥヘル監督はイギリスメディア『BT Sport』で「素晴らしかったよ。チームをサポートするために多くのファンがここを訪れてくれたことはとても素晴らしいことだ。再び準々決勝に進めたことも大きな一歩だ。再び、回復力と精神力を示し、困難な状況を乗り越えることができた。チームはよくやったと思うし、当然の勝利だったと思う」とチームに賛辞を送った。

 また、トゥヘル監督は勝ち越しゴールを挙げた主将のアスピリクエタにも言及。「彼はおそらくリーダーとして完璧な模範だ。彼は自分のできることをただしているだけで、良い時も悪い時もそれをやっている。定期的にプレーしなかったり、ベストなポジションではないウィングバックでプレーしたり、少し苦しむ時期があったかもしれないが、彼はそこにいて、チェルシーのキャプテンとして必要な日常生活を送っている。彼はすでにレジェンドだ」と絶賛した。

サッカーキング

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