台本のない物語…ビジャレアルDFパウ・トーレスがユーヴェ撃破に喜び「多幸感に包まれている」

2022年3月17日(木)12時37分 サッカーキング

エンブレムを握り締めたパウ・トーレス [写真]=Getty Images

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 ビジャレアルのスペイン代表DFパウ・トーレスが、16日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16セカンドレグ ユヴェントス戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 2月24日に行われたCL・ラウンド16ファーストレグでは開始早々に失点を喫したものの、MFダニエル・パレホのゴールで追いついき、1−1で折り返したビジャレアル。16日に行われたセカンドレグで敵地に乗り込んだビジャレアルは守勢に回る時間が増えた。それでも、78分にFWジェラール・モレノのPK弾で先制すると、85分にDFパウ・トーレスが追加点。さらに、後半アディショナルタイムにはFWアルノー・ダンジュマが、この日2本目のPKを決めてリードを3点差に広げる。試合はこのまま3−0で終了し、2戦合計スコア4−1でビジャレアルが2008−09シーズン以来の準々決勝へ駒を進めた。

 ファーストレグとは打って変わって、守勢に回る時間が増えたビジャレアル。GKヘロニモ・ルジを中心にユヴェントス攻撃陣をシャットアウトし、敵地で3−0の勝利を飾ったことについて、パウ・トーレスは「このような結果になるとは…。僕たちの最善のプランにも描かれていなかったんだ。もちろん、チャンスがあることは分かっていた。ルジは大活躍だったし、少しの運もあったけど、チャンスは手繰り寄せなければならない」と言及。また「脚本は延長戦に持ち込むことも考えられていたんだ。だから、ベンチには重要な選手が控えていた。特にジェラールはすごい選手で、チームを完全に変えてしまう」と決勝点を挙げた“イエローサブマリン(ビジャレアルの愛称)”のエースを称賛した。

 ビジャレアルの下部組織出身のパウ・トーレスは2017−18シーズンにトップチームデビューを飾ると、マラガでの武者修行を経て、チームの主力選手へ成長。ゴールパフォーマンスでチームのエンブレムを握り締めた同選手は「自分のキャリアの中で最も重要な目標。ビジャレアルを準々決勝へ導いた。チームはこれに値するから、多幸感に包まれている」と告白。さらに「どこのチームが相手だろうと勝利を目指す。プレッシャーはないんだ。楽しみながら、勝負していくつもり」と意気込みを示した。

サッカーキング

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