トヨタ、新型クラウンエステート発売 2種類のハイブリッドを設定

2025年3月17日(月)16時20分 財経新聞

クラウン「ESTATE RS」(写真:トヨタ自動車発表資料より)

 トヨタ自動車は、新型クラウンエステートを発表し、発売した。クラウンシリーズは2022年からラインアップを刷新している。クロスオーバーやスポーツ、セダンがすでに発売されており、新シリーズの4つ目のモデルとしてエステートが登場している。

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 クラウンエステートの特徴は、SUVとワゴンを融合させた斬新なデザインだ。エクステリアは全体的にシームレスなデザインで、バンパー一体型フロントグリルや、水平基調のデイライトランプつきハンマーヘッドフェイスなどを採用している。

 インテリアはクラウンシリーズ共通の「アイランドアーキテクチャー」を取り入れ、ゆとりのある空間に仕上げた。サドルタンやトリム部分にビンテージ調の「雲柄」をあしらっており、上質かつアクセントの効いたデザインが目を引く。

 インテリアでは、くつろぎやすくて機能性に優れた空間に注目したい。ラゲージスペースは通常時が570Lで、リヤシート格納時には1,470Lまで広がる。荷室床面は肌触りに優れた素材を使っているため、大切な荷物も安心して置ける仕様だ。

 フルフラットスペースで快適に過ごせるように、引き出し式のデッキチェアやデッキテーブルなども装備している。統一感と特別感を思わせるデザインとして、荷室内のシックな色合いやクラウンの王冠マークなどもポイントだ。

 クラウンエステートは乗り味にも優れており、大人のアクティブキャビンとしての魅力を感じさせる。サスペンションは、優れた操舵間や乗り心地が得られるように設定されており、ロングドライブでも疲れにくくなっている。ドライブモードは、「ノーマルモード」「スポーツモード」「リヤコンフォートモード」の3つを設定した。

 価格は、2.5Lハイブリッドシステム搭載の「ESTATE Z」が635万円、2.5Lプラグインハイブリッドシステム搭載の「ESTATE RS」が810万円。

財経新聞

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