【米国はこう見ている】イチローは「医学的見地からも驚異的」と米紙 元同僚も驚嘆「信じられない」

3月19日(土)23時33分 フルカウント

イチローの3000安打到達確率は97%!? NY地元紙が特集、ヤ軍元同僚も驚嘆

 メジャー3000安打が目前に迫るマーリンズのイチロー外野手について、元チームメイトが驚嘆の声を漏らしている。ニューヨークの地元紙「ニューズデイ」電子版が「3000安打に迫るイチロー」との見出しで特集記事を掲載している。

 メジャー16年目を迎える42歳のベテラン外野手は現在2935安打で3000安打の金字塔まで残り65本としている。日米通算では最多安打を誇るピート・ローズの4256安打にもあと43本。渡米後、10年連続で200安打を放つなど驚異的なペースで安打を積み上げてきたイチローはメジャーの現役選手でもヤンキースのアレックス・ロドリゲス(3070本)に次ぐ2位に位置しており、3000安打に到達すれば、史上30人目の快挙となる。

 今回の特集ではそんなイチローについて「彼は球界において稀有な存在となるだろう。27歳のシーズンまでアメリカでプレーをしなかった安打製造機は、MLB通算3000安打まであと65本に迫っている」と紹介。ヤンキース時代にチームメイトだったカルロス・ベルトラン外野手に取材を行い、選手の視点からその偉業を掘り下げている。

 1998年のメジャーデビュー以降、通算2454安打、392本塁打を誇るベルトラン。記事によると、そんな強打者もイチローの徹底した体調管理に驚嘆し、「ある時、彼にたずねたんだ。『MLBでプレーし始めてから、どれだけ体重が増えた?』とね。彼は『1ポンド(約453.59グラム)だ』と言ったんだ。1ポンドだよ? 信じられない。彼はユニークなアスリートだよ」と語っているという。

イチローは「医学的な見地からも驚異的」、ベルトラン「来た時から規格外の選手だった」

 記事では、トレーニング面やフィジカル面でいまだ衰えを見せないイチローを「医学的な見地から言って驚異的な存在」と評し、3000安打到達の確率にも言及。セイバーメトリクスの大家とされるビル・ジェームズ氏考案の指標「ザ・フェイバリット・トイ」で97%と算出されていることを紹介している。

 この指標によると、2000安打以上、3000安打未満の現役選手(全7選手)の中では、イチローはエイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ=2767本)と並びトップタイで、アルバート・プホルス(エンゼルス=2666本)89%、ミゲル・カブレラ(タイガース=2331本)76%と続き、ベルトランは0%となっている。ベルトラン自身、「3000安打? 無理だよ。現時点では、そこまでたどり着くのにどれだけプレーしなければならないのか分からない。1年の間の短期間のゴールに集中しようと思っているよ。チームに貢献しベストの1年を過ごせるようにね」と語っているという。

 メジャーで18年間プレーしているベルトランでさえ、残り3000安打まで546安打。だからこそ、イチローが積み上げてきた数字の凄さを人一倍理解できるのだろう。記事の中で、「想像してみなよ? 信じられない。彼はMLBにやって来た時から規格外の選手だった。彼のような偉業を達成することは、とても感銘的だ。人間的にも素晴らしい。幸運を祈っているし、彼には是非、今年達成してもらいたい。成し遂げるよ」と語り、エールを送っている。

 イチローは昨年に続き、マーリンズでは控え外野手の位置づけで、どの程度出番が回ってくるかは不透明。それでも体調管理やトレーニングに最善を尽くし、新シーズンに備えている。フィジカル面はいまだトップクラスで、チームメイトや首脳陣からもリスペクトされているレジェンド。偉業達成の瞬間はいつ訪れるのだろうか。

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