侍J、カブス戦黒星に見た収穫 小久保監督「則本と宮西は対応できている」

3月19日(日)19時1分 フルカウント

カブス戦6失点も6回以降は1失点に抑えた侍J投手陣

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で決勝ラウンドまで勝ち進んだ野球日本代表「侍ジャパン」は18日(日本時間19日)、アリゾナ州メサでカブスと練習試合で対戦。昨季ワールドシリーズ制覇をしたカブスを相手に日本は4-6と黒星を喫したが、決勝ラウンドに向けて得た手応えがあった。それが好調続く中継ぎ陣だ。

 1次ラウンドと2次ラウンドで圧倒的な存在感を見せた侍ブルペン。対戦相手に傾き掛けた試合の流れを、中継ぎ陣が無失点リレーでつなぎ、引き戻した試合が多かった。そんな中、気候や環境がまったく違うアメリカで、日本と同じパフォーマンスが見られるかが、決勝ラウンドのポイントとなりそうだが、18日のカブス戦を見る限り、中継ぎ陣は環境や条件の違いにしっかり適応できていると言えそうだ。

 5回に2番手としてマウンドに上がった増井こそ、1イニングを3安打2失点だったが、3番手以降はカブス打線を抑えた。6回に3番手として登板した松井は、変わり端の初球を右翼へのソロ弾とされたが、続く川崎を左飛に打ち取ると3者連続凡退。7回の宮西は1安打無失点、8回の則本は3者連続空振り三振と、マイナー選手が主な打線だったが一切寄せ付けることはなかった。

 小久保監督は「疲れが残っている。時差もあるんでね。何とか調整してほしいですね」と語りつつも、「投手は東京ドームと比べて突然おかしくなることはなかった。松井は出会い頭でホームランを打たれましたけど、宮西と則本はよかったです」と中継ぎ3投手から得た自信をうかがわせる。

松井の心掛け「初球からどんどん勝負球を投げていく」

 準決勝で対戦するアメリカ合衆国はパワーヒッターを揃える。この日被弾した松井は「準決勝で当たるチームはいずれもパワーがある印象」と語り、自分の経験を踏まえ「初球からどんどん勝負球を投げていく」と遊ぶ球なしの早めの勝負スタイルを見せる予定だ。

 宮西と則本をそれぞれ7回を8回を零封。宮西はこれで3試合に投げ、2イニングを1四球2安打奪三振無無得点に抑えている。一方の則本は、2試合に出場し、3回2/3を投げて4安打2奪三振2四球で防御率9.82。だが、この日の登板は格下選手相手だとはいえ、3者連続空振り三振のインパクトは大きい。小久保監督は「宮西、則本は特によかった」と大きくうなずく。

 2試合予定されている練習試合では、ピッチャーの指にどれほどボールが馴染んでいるか、乾燥した気候の中でしっかりボールを操れるか、などに主眼を置きながら、調整主体の練習試合を行う予定。まず1試合目のカブス戦では、課題と同時に松井、宮西、則本の適応能力の高さを見分けられた。19日(同20日)のドジャース戦では、カブス戦で投げなかった中継ぎ陣が全員登場予定。ここで各々が持つ能力をしっかりと見極める予定だ。

 決勝ラウンドは「一発勝負」と語る小久保監督。試合の流れを止め、変えて、続ける中継ぎ陣の起用法は、1次ラウンド、2次ラウンドよりさらにその重要度を上げそうだ。

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