岡山が開幕5戦無敗&3連勝で首位堅持! “オリ10”対決はMF乾貴士の決勝点で清水に軍配/J2第5節

2024年3月20日(水)17時56分 サッカーキング

首位が岡山、2位は清水 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 2024明治安田J2リーグ第5節が20日に行われた。

 連勝中の首位ファジアーノ岡山は、ホームに17位水戸ホーリーホックを迎えると、40分に獲得したPKをFWグレイソンが決めて先制に成功する。対する水戸は、MF山﨑希一やMF甲田英將といった攻撃的なカードを続々とピッチに送り、反撃に出る。が、試合はこのまま1−0で終了。岡山が開幕5戦無敗かつ3連勝を飾り、首位を堅持している。

 8位ジェフユナイテッド千葉と3位清水エスパルスの“オリジナル10”対決は、44分に清水のFWカルリーニョス・ジュニオが先制点を挙げたかと思えば、直後に千葉のFW小森飛絢が同点ゴールを決めるなど、一進一退の攻防が80分まで続いた。その中で、次の1点は清水に生まれる。MF乾貴士がニア上をぶち抜く強烈な一撃を突き刺したのだ。さらに、後半アディショナルタイムにはMF松崎快がダメ押しの3点目。3−1で勝利した清水が連勝となった一方で、千葉は今シーズン初の連敗となっている。

 4年ぶりのJ1復帰を目指す4位仙台は、ホームで16位ロアッソ熊本と対戦。序盤から熊本のMF豊田歩やFWべ・ジョンミンにチャンスを作られたもののゼロに抑えると、エンド変わった後半に攻勢を強める。しかし、ディフェンスラインの裏に抜け出したFW中山仁斗のシュートが枠を捉えられないなど、スコアレスドローで終了している。

 強風により試合が一時中断するアクシデントに見舞われた、2位ヴァンフォーレ甲府と5位いわきFCの上位対決。13分に鮮やかな崩しからMF鳥海芳樹のゴールで甲府が先制すると、対するいわきも25分に中央からこじ開け、最後はFW近藤慶一が同点ゴールを決める。その後は互いにゴールを目指したが、追加点は生まれずに1−1のままタイムアップを迎えた。

 その他、FW長沢駿が2ゴールと存在感を放った大分トリニータが鹿児島ユナイテッドFCを3−0で撃破。下位では、モンテディオ山形と対戦した藤枝MYFCがシーズン初勝利により最下位を脱出した反面、横浜FCに敗れたザスパ群馬が唯一の未勝利チームとなっている。

■第5節
▼3月20日(水・祝)
ブラウブリッツ秋田 3−0 栃木SC
ファジアーノ岡山 1−0 水戸ホーリーホック
ジェフユナイテッド千葉 1−3 清水エスパルス
モンテディオ山形 0−1 藤枝MYFC
大分トリニータ 3−0 鹿児島ユナイテッドFC
ベガルタ仙台 0−0 ロアッソ熊本
ヴァンフォーレ甲府 1−1 いわきFC
横浜FC 1−0 ザスパ群馬
愛媛FC 1−2 V・ファーレン長崎
徳島ヴォルティス 1−2 レノファ山口FC

■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 岡山(13/+6)
2位 清水(12/+4)
3位 甲府(10/+5)
4位 長崎(10/+4)
5位 仙台(9/+2)
6位 いわき(8/+7)
7位 大分(8/+2)
8位 横浜FC(8/+2)
9位 秋田(7/+1)
10位 山口(7/+1)
11位 鹿児島(7/−2)
12位 千葉(6/+1)
13位 山形(6/−1)
14位 愛媛(6/−2)
15位 栃木(6/−6)
16位 熊本(5/−6)
17位 藤枝(4/−5)
18位 水戸(3/−3)
19位 徳島(3/−6)
20位 群馬(2/−4)

■第6節の対戦カード
▼3月24日(日)
14:00 藤枝 vs 熊本
14:00 いわき vs 山形
14:00 鹿児島 vs 横浜FC
14:00 水戸 vs 千葉
14:00 山口 vs 愛媛
14:00 清水 vs 秋田
14:00 栃木 vs 大分
14:00 長崎 vs 甲府
14:00 仙台 vs 徳島
17:00 群馬 vs 岡山

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