KONDO RACING、ニュルブルクリンク24時間参戦ドライバーを発表。フェラーリ契約選手も加入

2025年3月21日(金)17時28分 AUTOSPORT web


 KONDO RACINGは3月21日、2025年のニュルブルクリンク24時間レースに参戦する4名のドライバーを明らかにした。


 昨年12月に発表されたように、KONDO RACINGは総合9位でフィニッシュした2019年以来6年ぶりに、ドイツ・ニュルブルクリンクのグランプリコースおよび北コース『ノルドシュライフェ』で行われるニュルブルクリンク24時間レースへと復帰する。


 今年は近藤真彦監督の指揮の下、ドイツのリナルディ・レーシングとのジョイントという形を採用、『REALIZE KONDO RACING with Rinaldi』というエントラント名で、FIA GT3車両が総合優勝を競うSP9クラスに1台のフェラーリ296 GT3を送り込む。メインパートナーにはスーパーGTでもお馴染みのリアライズコーポレーションを迎え、タイヤはヨコハマという布陣がすでに明らかにされていたが、ドライバー名は12月の段階では未定となっていた。


■ニュル総合優勝経験者も起用



 今回、ニュル24時間の参戦ドライバーとしてアナウンスされたのは、フェラーリのファクトリードライバーを務めるトーマス・ノイバウアーのほか、デビッド・ペレル、アクシル・ジェフェリーズ、フェリペ・フェルナンデス・レーザーという4名。


 このうちノイバウアー、ジェフェリーズ、フェルナンデス・レーザーの3名は、今週末の3月22日に行われるニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)第1戦にも参戦する。





 ファクトリーGTドライバーのノイバウアーは昨年11月、WEC世界耐久選手権最終戦後の『ルーキーテスト』で、ハイパーカー『フェラーリ499P』を初ドライブするなど、勢いに乗る25歳のフランス人。今季はIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間レースにドラゴンスピードの296 GT3で出場し、GTDプロクラス6位でフィニッシュしている。


 また、フェルナンデス・レーザーは、2023年にフリカデッリ・レーシングがニュルブルクリンク24時間を制した際、296 GT3のステアリングを握った一員でもあった。



WECルーキーテストでフェラーリ499Pをドライブしたトーマス・ノイバウアー

 ドライバー起用に関して近藤監督は、「日本のレースとかなり重なってしまうんです。24時間本番だけでなく、予選レースなども出なければいけませんので」と12月の発表会時に述べており、リナルディ・レーシングとフェラーリが推薦する外国人ドライバーで臨むことを明らかにしていた。


 なお、NLS開幕戦ではゼッケン『45』を使用するが、24時間レースでのカーナンバーは未定としている。


 2025年のニュルブルクリンク24時間は、6月21〜22日に決勝レースが行われる。



2025年のニュルブルクリンク24時間に参戦するKONDO RACINGのフェラーリ296 GT3と近藤真彦監督、リアライズコーポレーションの今福洋介代表


2025年のニュルブルクリンク24時間に参戦するKONDO RACINGのフェラーリ296 GT3

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