「中日の4番」はどちらが適任? またも”衝撃5階席弾”の細川成也か ”実績”の中田翔か

2024年3月21日(木)12時0分 ココカラネクスト

さすがの存在感を示す細川。中田の調子が上がってくれば中日打線は面白いことになりそうだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 4番争いを激化させる、衝撃的な一打だった。

 中日の細川成也は3月20日に行われた楽天とのオープン戦(バンテリン)に「5番・右翼」でスタメン出場。4回1死で迎えた第2打席に、楽天の先発・岸孝之が投じた内角直球を捉え、レフトスタンド5階席へ放り込む特大弾。オープン戦第3号となるド派手な一発で、チームを勝利に導いた。

【動画】またも衝撃弾!好調の細川成也が5階席へ放り込む特大の一発でアピールしたシーンの映像

 16日に行われた阪神とのオープン戦(バンテリン)でも、漆原大晟からレフトポール際の5階席へ飛び込む特大本塁打を放ったばかり。現役ドラフトの星は、移籍2年目の今季も打線に欠かせない存在となっている。

 一方、この日「4番・一塁」でスタメン出場した中田翔の状態は不安視されている。直近の3試合では1安打に終わり、オープン戦打率も.114と低迷。期待された本塁打は1本のみ。ここまで「4番」で起用されているが、期待に応える活躍は見せられていない。

 細川はこの日の本塁打で、オープン戦4試合連続安打。打率も.314と結果を残している。昨年は「4番」を務めた試合もあり、中田との開幕「4番」の座を争う勝負が激化してきた。

 細川の活躍は、文句のつけようがない。オープン戦チームトップとなる3本塁打、8打点という成績はもちろん、5階席に2度も放り込む圧倒的なパワーも魅力だ。

 一方で、中田は昨季12球団ワーストの得点数、本塁打数に沈んだチームを救うべく加入したが、オープン戦の成績で言えば細川にリードを許している。通算303本塁打、打点王3回という実績は申し分ないが、現状を考えると立浪監督がメスを入れ、好調の細川を「4番」に据える可能性も考えられる。

 オープン戦も残り3試合。この日、チームはオープン戦初となるDH(指名打者)を解除し、本番モードへと突入した。開幕まで時間がない中で、勢いに乗る細川と実績の中田、どちらに「4番」を任せるのか立浪監督の決断に注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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