【米国はこう見ている】マーリンズのチェンが初の開幕投手 元中日左腕が大役を任される理由とは

3月21日(月)9時22分 フルカウント

エース右腕フェルナンデスではなく、チェンが“サプライズ人事”で開幕戦登板へ

 かつて中日で活躍したマーリンズのチェン・ウェイン投手が、4月5日(日本時間6日)に本拠地で迎える開幕戦タイガース戦(マーリンズ・パーク)で、自身初の開幕投手を務めることが決まったとMLB公式サイトが報じている。

 マーリンズには、2013年に新人王に輝いたホセ・フェルナンデスという、誰もが認めるスーパーエースが在籍する。2014年にトミー・ジョン手術を受けた23歳の若きキューバ人右腕は昨季途中に復帰し、6勝1敗、防御率2.92という成績を残した。本拠地マーリンズ・パークでは、デビュー以来26試合に登板して17勝無敗、防御率1.40という衝撃的な成績を残している。

 フェルナンデスは“メジャー年俸総額最高男“のジャンカルロ・スタントン外野手と並ぶチームの顔だが、ドン・マッティングリー監督はオリオールズからフリーエージェントで今季加入したチェンに白羽の矢を立てた。

 この“サプライズ人事”には、理由があった。

「我々はこれがチームを前進させるための良策だと分かっている」

「ホセは間違いなく主役なんだ。彼が開幕投手になりたいのは知っている。だが、我々はこれがチームを前進させるための良策だと分かっている。ホセも問題ない」

 記事によると、マッティングリー監督はこう語り、若きエースを6日のタイガース戦2戦目に投入することを明らかにしたという。

 右肘にメスを入れて昨年復活したばかりのフェルナンデスの投球制限については、球団首脳と代理人のスコット・ボラス氏が対立したという。最終的に、今季は180イニングを目処とすることに決まったと記事では説明。チェンを1番手にして、フェルナンデスをローテーションの2番手に据えることで、心身ともに負担を軽減する狙いもあるようだ。

 チェンは、台湾出身選手では2008年の王建民(当時ヤンキース)以来の開幕投手となる。オリオールズの4年間では117試合に先発し、46勝32敗、防御率3.72。計706回2/3を投げるなど安定した成績を残した左腕は、5年総額8000万ドル(約90億円)という大型契約でマイアミにやってきた。

 中日で投手としての基礎を築き上げたチェンが、メジャー5年目で晴れのマウンドを踏みしめる。

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