間違いなのに正しい? 中国の“爆買い”外国籍選手ユニのスペルミスに隠された真実

3月21日(月)18時0分 サッカーキング

FC東京戦に出場したテイシェイラ。前半(左)と後半(右)でネームのスペルが変わっている [写真]=三浦彩乃

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 正しいのに間違っている。間違っているのに正しい——。

 15日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第3節のFC東京戦で、江蘇蘇寧(中国)に所属するブラジル人FWアレックス・テイシェイラのユニフォームネームにスペルミスが発覚して話題となった。しかし、このスペルミス、どうやらクラブによる選手登録の時点で誤っていたため、「間違ったネームが正しい」という実にややこしい事態に陥っていたようだ。

 同試合で先発出場したテイシェイラは前半、正しいスペルである「TEIXEIRA」と記されたユニフォームを着用。しかし、後半に着用していたユニフォームには「TEIXIERA」と記載。「X」の後の「E」と「I」が逆で間違ったネームが入っていた。この奇妙な変更に、江蘇蘇寧が「痛恨のプリントミスをした」と話題となった。だが、AFC(アジアサッカー連盟)が試合前に発行したメンバー表の「ジャージネーム」が、すでに間違った記載であったことが判明した。

 なぜこんなミスが起きてしまったのか。その原因を追及すべく調べていくと、問題はさらに時系列を遡る。ACLに参加するクラブは、大会開幕前に選手名やジャージネームなどを含む登録リストをAFCに提出する。AFC公式サイトによると、江蘇蘇寧はテイシェイラの選手名を正しく「ALEX TEIXEIRA」としていながら、ジャージネームを「TEIXIERA」と間違ったスペルで登録していることが分かった。

 大会開幕からFC東京戦の前半までは選手登録名どおりのユニフォームを着用していたようだが、東京スタジアムで行われた試合の後半から、登録上は“正しい”「TEIXIERA」というジャージネームが記載されたものに変更。指摘された際に着用できるよう、クラブ側が“間違っているのに正しい”ネームが入ったユニフォームを準備していたのかどうかは定かではないが、舞台裏でのドタバタ劇が想像できる珍事件となった。

 ちなみにACLの選手登録は決勝トーナメントから再び追加・変更できるが、グループステージはこのまま間違ったスペルのユニフォームを着用しなければならない可能性がある。シャフタール(ウクライナ)から約65億円という巨額の移籍金での江蘇蘇寧移籍が話題になったテイシェイラだが、日本のサッカーファンの間では思わぬ形で注目を集める形となってしまった。

サッカーキング

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