【米国はこう見ている】MLBで増える韓国人選手 KBOは「NPBに差をつけられているが、MLBに近い」

3月22日(火)15時54分 フルカウント

米スポーツサイトが特集、「韓国出身の選手たちはMLBに名を刻む」

 米スポーツサイト「スポーツ・オン・アース」が、MLBで急増する韓国人プレーヤーについて、特集を組んだ。現在、打者を中心に韓国人選手の存在感は増しており、「韓国出身の選手たちは、MLBにその名を刻む」とのタイトルで取り上げている。

 記事ではまず、韓国リーグKBOを経由せずに米球界入りした秋信守外野手(レンジャーズ)について紹介。マリナーズと契約を結び、マイナーからメジャーに這い上がった秋信守は「自分にとって、マイナーでの7年間は学ぶことがたくさんあった。野球のことだけでなく、チームメイトやコーチとの接し方など、全てにおいてだ」と話しているという。

 ただ、その後、ほとんどの韓国人選手はKBOからの移籍という形でメジャーの世界に飛び込んでいる。そして、特に重要だったのは、昨年ルーキーながらパイレーツの遊撃・三塁で及第点の動きを見せ、打率2割8分7厘、15本塁打、58打点と打撃で好成績を残した姜正浩の活躍だという。

「柳賢振(ドジャース)の成功は重要であった。しかし、姜正浩の傑出したルーキーシーズンでの活躍は、KBOからMLBへ直接挑戦するための扉を開く、真の決め手となった」

 今季は朴炳鎬(ツインズ)、金賢洙(オリオールズ)だけでなく、NPBも経由して李大浩(マリナーズ)、呉昇桓(カージナルス)がMLBでプレーするチャンスを得たことについて言及。「もし彼らのいずれかが姜正浩のような活躍をすることになれば、韓国はキューバのような選手獲得の場になることも考えられる」としている。

日本とはレベルに差? 「ピッチング面でそれは顕著」も…

 特集では、あるナ・リーグ球団スカウトの話として、8〜10の球団がKBOでのスカウティング活動を行っていると紹介。ただ、「球界の意見として、KBOはNPBに差をつけられているとされており、特にピッチング面でそれは顕著だとしている。また、KBOの平均球速はMLBレベルとはまったく異なる」と、投手力で韓国リーグが実力的には日本のプロ野球に及ばないと分析する。オリオールズの金賢洙が、オープン戦で23打数ノーヒットという苦戦からスタートした事実にも触れている。

 また、記事によると、来季もMLBへ挑戦する韓国人選手は数多くいると目されているという。「NPBからFAとなる選手層が厚くないということもあり、より大きな関心をひくことが予想される」とも分析。韓国のリーグは日本よりもレベルは低いと見られているが、その戦い方などはMLBに近く、特に打者が適応しやすいと指摘する。

 あるナ・リーグのスカウトは「NPBの方が依然として進んでいるのは事実だ。私にとっての違いは韓国球界の方がよりMLBに似ているという点だ。スモール・ベースボールというよりも、よりパワーに重きを置いている」と話しているといい、特集は「韓国球界に8〜10年ほど在籍し、その後、肉体的ピークとともに移籍することも理にかなった決断だと言える」と結論づけている。

 韓国人選手のメジャー入りが、今後もさらに増えていくことは間違いなさそうだ。

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