第1回優勝監督の王氏、4強敗退の侍を労う 「小久保監督は自信にしていい」

3月22日(水)17時0分 フルカウント

準決勝敗退の侍へ「監督、選手はよく頑張った」、米国が決勝進出で「第5回により大きな期待」

 ソフトバンクの王貞治球団会長が22日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で米国に敗退した野球日本代表「侍ジャパン」に労いの言葉を送った。

 この日、ヤフオクドーム内で報道陣に対応した王会長は「決勝トーナメントになって、お互いピッチャーも予想以上の投球をした。もうちょっと(点を)取れるかと思っていたんですけど、取れなかった。こちらもああいう形で2点は失いましたけど、それでも投手の内容は良かったと思う。せっかくアメリカに行ったんだから、とりあえず1勝して決勝に、と願っていたんですけど、残念。日本のみなさんもガッカリされたんじゃないかと思いますけど、監督以下選手たちはよく頑張ってくれました」と語った。

 第1回大会に監督として、日本を初代王者に導いた王会長。接戦の末に惜敗となったアメリカ戦を見て「アメリカも細かい野球というか、あの頃は力、大まかな野球だったけど、内容も変わってきましたね。野球界も進化してますよね。5点も10点も離されたわけじゃないですからね、ちょっとしたことで勝てた、逆に言えば負けた気のしない試合でした」と感じたという。

 さらには「アメリカのように、野球を盛んにやってきた国のWBCに対する意識も変わってきてますから。我々が最初出た時よりも本腰を入れてきていると言いますか、アメリカも4回目でやっと決勝に出てきているわけですから、こういうことがあると、第5回により大きな期待が持てる。中身がより充実した5回大会を我々は見ることが出来ると思いますね」と次回大会以降のWBCの更なる盛り上がりにも期待した。

「ユニホームを着てやった人じゃないと分からないプレッシャーがある」

 侍ジャパンを率いた小久保裕紀監督に対しては「日の丸を背負って本当に大変だったと思う。そのユニホームを着てやった人じゃないと分からないプレッシャーってあると思うんですね。小久保監督が一番大変だったと思います。一戦一戦やるごとにいい野球をやってくれましたし、小久保監督はそういう意味では自信にしていいし、自信を持って欲しい」と評価した。

 自身が会長を務めるソフトバンクからも松田宣浩、内川聖一、千賀滉大、武田翔太の4選手が侍ジャパンのメンバーとして出場。「選手もいろんな経験をして、若い投手もいろいろ経験して、一皮むけてというかね。今年のペナントレースを今から楽しみにしています。最後でも千賀がいいところで使ってもらってましたし、内川もいいところで打ちましたし、松田は今日はともかくとして全般的にムードメーカーとしてよく頑張りましたし、武田はちょっと不本意だったかもしれないですけど、その分は日本に帰って頑張ってくれればいい。彼らにとっては貴重な体験だったと思うんで、それぞれの今後の野球人生に生かして欲しいですね」と語った。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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