「我々よりずっと優れている」アメリカ撃破の侍ジャパンに米識者も“脱帽”「現在のベストはオオタニ、過去はイチロー」

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　ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）決勝で前回大会優勝国のアメリカを３−２で下し、侍ジャパンが１４年ぶり３度目のＷＢＣ制覇を果たした。今大会では東京ドームで行われた初戦から、７連勝で世界の頂点までたどり着いた侍ジャパン。圧倒的な強さで“完全優勝”を成し遂げた。

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　２２日に行われたアメリカ代表との試合では、ＭＬＢのスターが並ぶ打線に対して日本の投手陣が２失点に封じる投球を披露。打線でも２回に村上宗隆、４回には岡本和真が本塁打を放つなど、メジャーの最高峰の選手たちを相手に、侍ジャパンが「力」で勝利した。

　世界一を達成した侍ジャパンを米メディアも称賛。現地ラジオ局『ＣＢＳスポーツラジオ』などでホストを務めているマーク・ライアン氏は自身のＴｗｉｔｔｅｒを更新し、「日本は野球において、我々よりずっと優れている」と脱帽の様子で投稿し、「世界最高の野球国家におめでとう」と侍ジャパンの世界一を祝福した。

　さらに、「試合を終えどれぐらい疲れて、（優勝して）どれぐらいホッとしてる？」とマルティネス氏が問うと、「今は興奮気味なところがあるので疲れをあまり感じていませんが、１日、２日経った時にどうなるかというのは反応を見ながらになると思います。シーズンも控えているので、リカバリーをして頑張りたいです」と大谷は返答。ＭＬＢ開幕までの意気込みを語った。

　そして、インタビューの最後にはこんな場面が。マルティネス氏が「ショウヘイ、ひとつ言わせてほしい」と言うと、「全てのファン、選手、ベースボールに携わる私たち全員からありがとうと言いたい。野球のためにしてくれた全てのことに感謝している。あなたがしてくれた全てのことに対して私たちは誇りに思う。そしてあなたは特別な人間だ」と話し、ＷＢＣで世界一、二刀流として最後まで大活躍した大谷に最大限の賛辞と感謝を送った。

　ＭＬＢのレジェンドも、最高の舞台で“二刀流”をやり遂げた大谷翔平に魅了されたようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]