「ショーンK騒動を思い出した」偽りに彩られた人生 解雇された水原一平氏に今度は学歴詐称疑惑でネット上も紛糾
2024年3月23日(土)18時39分 ココカラネクスト
今度は学歴詐称疑惑まで報じられている水原氏(C)Getty Images
ドジャース大谷翔平の専属通訳を務めていた水原一平氏が違法賭博に関与していた疑いでドジャースから解雇された問題は意外な拡がりを見せている。
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水原氏は連邦政府の調査を受けている南カリフォルニアのブックメーカー(賭け事の取扱業者)にギャンブルで負債をつくり、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金されたことが発端となり、同球団を解雇された。3月22日(日本時間23日)にはこの問題を受けてMLBも正式に調査を進めることを表明。メジャーリーグでは「選手などが違法なブックメーカーのために働いた場合、最低1年間の出場停止処分を受ける」との厳しい規則を設けている。今後どのような事実が明らかになっていくのかも注視されている。
今回の問題は大谷名義の銀行口座から多額の資金が業者側に流れていることが判明、その中で水原氏の関与がわかったとされる。
米連邦捜査局(FBI)も調査する違法ブックメーカーとの関係性においては今後の調査を待つしかないが、今回新たにわかったのは水原氏の経歴についてだった。
米放送局『NBC Sports』は同氏が学歴を詐称していると報道。同氏は北海道・苫小牧市出身、その後米国へ家族で移住し、ダイアモンド・バー校からカリフォルニア大リバーサイド校を卒業しているとされていた。しかし同大学の広報担当者はNBCに対し、「同校に在籍した記録はない」と返答。
水原氏といえば二刀流の大谷を支える名バディとして知られただけに、今回の騒動にはネット上でも「次から次へ出てくるな」「大谷がかわいそう」「ショーンK騒動を思い出した」など、かつて報道番組のキャスターを任されながら、学歴詐称問題が報じられ降板となった人物を重ねながら、嘆く声も出るなど、まさに〝一平スキャンダル〟でネットも持ちきりとなっている。
今後はMLBの本格調査、また日本の国税庁にもあたるIRS(内国歳入庁)も捜査に乗り出すとされる中、大谷に及ぼす影響も心配されている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]