【米国はこう見ている】イチローの評価指数、MLB高齢10傑で2位 金字塔へ「辿り着くこと祈ろう」

3月23日(水)14時51分 フルカウント

メジャー2位の高齢選手となったイチロー、キャリア通算WARでも2位

 マーリンズのイチロー外野手は、今季のMLBベテラン選手10傑の中で、キャリア通算2番目の評価指数WAR(Wins Above Replacement)を叩き出してきた。米スポーツ専門メディア「スポーツ・オン・アース」が、特集の中で数字を紹介している。

 メジャー16年目を迎えるレジェンドは、今年10月22日に43歳の誕生日を迎える。同い年で、5月24日が誕生日のメッツのバートロ・コローン投手に次いで、メジャーで2番目の高齢選手となった。

「スポーツ・オン・アース」は、メジャーの高年齢選手トップ10を紹介。各プレーヤーの通算WARも掲載している。WARとは打撃、守備、走塁、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標で、そのポジションの代替可能選手と比較し、どれだけ勝利数を上積みしたかを表す。現在のメジャーで、選手を評価する指標として最も重視されているものの1つだ。

 イチローのメジャー15年間の通算WARは56.7。高齢選手10傑の中では、アレックス・ロドリゲス内野手(ヤンキース)の114.1という規格外の数字に続く2位となっている。最年長のバートロ・コロン投手(メッツ)の47.9、デビッド・オルティス内野手(レッドソックス)の46.1を凌ぐ数字だ。

 イチローは高校卒業後、オリックスで圧倒的な活躍を見せた後、2001年にポスティングシステムでメジャーに挑戦した。一方、Aロッドのメジャー初年度は1994年。オルティズは97年、コローンは97年だった。それだけにメジャーキャリアの短いイチローが積み上げてきた数字は際立つ。

その一方で、寸評では今季の見通しを辛辣な調子で伝えている。

「3000本まで、ついに…あと…65本となった。過去数年、イチローは苦戦を強いられており、2010年以降、リーグの平均的な打者だったことが一度しかない。今季、3000本安打をついに達成することを我々は祝福することになるだろう。昨年の438打席はあまりに彼に多すぎた。もしかすると、65安打を打つためには同じぐらいの打席が必要だと心配するかもしれない。イチローが辿り着くことを祈ろう」

 昨季、イチローはシーズン91安打で打率2割2分9厘とキャリア最低の数字に終わった。今季は、厳しい声をバットで跳ね返したいところだ。

 記事で紹介されているMLB高年齢選手トップ10とキャリア通算WARは以下の通り。

1位 バートロ・コローン投手(メッツ、42歳)WAR47.9
2位 イチロー外野手(マーリンズ、42歳)WAR56.7
3位 R・A・ディッキー投手(ブルージェイズ、41歳)WAR16.1
4位 上原浩治投手(レッドソックス、40歳)WAR10.9
5位 アレックス・ロドリゲス内野手(ヤンキース、40歳)WAR114.1
6位 ランディー・チョート投手(ブルージェイズ傘下3A、40歳)WAR3.4
7位 デビッド・オルティス内野手(レッドソックス、40歳)WAR46.1
8位 ジョエル・ペラルタ投手(マリナーズ、40歳)WAR4.2
9位 マット・ソーントン投手(パドレス、39歳)WAR11
10位 ジェイソン・グリーリ投手(ブレーブス、39歳)WAR6.5

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