オランダ代表が4発快勝! ホームでEURO出場国のスコットランドを破る

2024年3月23日(土)12時39分 サッカーキング

オランダ代表はホームで4得点 [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 国際親善試合が22日に行われ、オランダ代表とスコットランド代表が対戦した。

 オランダ代表はEURO2024予選で、フランス代表と同居するグループBに入っていた。フランス代表には力の差を見せつけられて2敗を喫したが、残る6試合は全勝し、勝ち点「18」を積み上げて2位での本大会出場が決定した。一方のスコットランド代表は、グループA第2節でスペイン代表に2−0で勝利するなど好スタートを切ったが、最終的には5勝2分1敗の成績で2位フィニッシュ。スペイン代表には及ばなかったものの、“ライバル”になり得る可能性の高かったノルウェー代表を上回り、2大会連続4度目の本大会出場を決めていた。

 今夏に控えたEURO2024本大会に向けて、貴重な実践の場となる今回のインターナショナルマッチウィーク。オランダ代表はフィルジル・ファン・ダイク。コーディ・ガクポ、メンフィス・デパイと主力の選手たちをスターティングメンバーとして送り出すと、スコットランド代表もキーラン・ティアニー、アンドリュー・ロバートソン、スコット・マクトミネイと予選突破に貢献した面々を先発に並べた。

 アヤックスの本拠地『ヨハン・クライフ・アレナ』でキックオフを迎えた一戦は、前半も終盤に差し掛かった40分に均衡が破れる。オランダ代表は敵陣へ押し込み続けて反撃の糸口を探ると、最終ラインから持ち上がったファン・ダイクが左サイドへボールを預ける。開いた位置でパスを受けたガクポがカットインからマイナスへ落とすと、ペナルティエリア手前からタイアニ・ラインデルスが右足一閃。強烈なミドルシュートを突き刺し。オランダ代表が先手を取って前半を終えた。

 後半に入ると61分、オランダ代表のビルドアップでミスが発生。GKマルク・フレッケンからのパスを受けたマッツ・ウィーファーが斜めのボールを狙うも、ここは引っ掛かってしまう。スコットランド代表にセカンドボールを拾われ、ローレンス・シャンクランドにシュートを放たれたが、ここはクロスバーに嫌われて難を逃れた。

 ピンチを乗り切ったオランダ代表は22分、再び左サイドを起点に追加点を挙げる。敵陣ボックス横のエリアでパスを受けたガクポが、切り返しから右足でクロスボールを送ると、ペナルティエリア内へ入っていたジョルジニオ・ワイナルドゥムが頭で沈めた。

 2点をリードして終盤に入ったオランダ代表は、84分にはヨエイ・フェールマンの蹴った左コーナーキックから、ヴァウト・ヴェグホルストが得意のヘディングシュートを叩き込む。途中出場した2人の活躍で勝利を決定付けると、続く86分には同じく途中出場していたドニエル・マレンが、ラインデルスからのスルーパスに抜け出し、粘りを見せて右足で流し込んだ。

 試合はこのままタイムアップ。オランダ代表がホームで大量4ゴールを奪い、スコットランド代表との欧州勢対決を制した。この後、オランダ代表は26日にEURO2024開催国のドイツ代表と、スコットランド代表は26日に北アイルランド代表と、それぞれ対戦する。

【スコア】
オランダ代表 4−0 スコットランド代表

【得点者】
1−0 40分 タイアニ・ラインデルス(オランダ代表)
2−0 72分 ジョルジニオ・ワイナルドゥム(オランダ代表)
3−0 84分 ヴァウト・ヴェグホルスト(オランダ代表)
4−0 86分 ドニエル・マレン(オランダ代表)


【ハイライト動画】オランダがホームでスコットランドを粉砕

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