前オリ自称165キロ助っ人、「失望の1年」から米復帰へ「自信に満ちている」

3月24日(金)11時27分 フルカウント

コーディエを米地元紙が特集「希望はメジャーに戻ること。まだたくさん燃料が残っている」

 昨シーズン、低迷するオリックスの守護神候補として加入しながら期待を裏切り、わずか1年で退団したエリック・コーディエ投手。日本では散々な結果に終わったが、レッドソックスとマイナー契約を結んだ31歳は、メジャー復帰へ向け「今までと変わらず、自信に満ちている」と豪語している。コーディエの出身地・ウィスコンシン州の地元紙「グリーンベイ・プレス・ガゼット」電子版が報じた。

「一人前のMLB投手になるという生涯の夢を追いかけ、断固たる決意を持ち、エリック・コーディエは故郷に戻ってきた」

 こう書き出した記事は、1月9日にレッドソックスとマイナー契約を結び、今月5日からマイナーキャンプで始動したことをリポートしている。

 02年にロイヤルズからドラフト2巡目指名されたコーディエは、ブレーブス、パイレーツを経て、14年にようやくジャイアンツでメジャーデビューした。翌15年のマーリンズを含め、メジャー通算15試合に登板し、昨季、オリックスに加入。来日当初は「103マイル(約165キロ)を投げる」と話したことが報じられ、話題となった。

 オープン戦は5試合無失点と好投。守護神候補として期待シーズンは開幕戦・西武戦の9回に逆転を許し、サヨナラ負けを招いた。思うように結果を残せず、6月には2軍落ち。故障もあって9月に早々と帰国し、オフに自由契約となっていた。日本で残した成績は、13登板0勝2敗2セーブ、防御率7.30である。

 記事は日本でのシーズンを「失望の1年」と記し、帰国後は休養とリハビリに10週間を要したことを紹介。レッドソックスとマイナー契約を結んだことについて「国を1年離れて怪我で戻ってきたから、貰えるだろうと思ったほどにはオファーは来なかった」と振り返りつつ、「この機会に感謝しているよ。歴史のある球団だ」とのコメントを伝えており、名門球団との縁に喜びを感じているようだ。

「常に良い球は持っている」…メジャー復帰へ「自信に満ちているよ」

 今月9日にはWBCのアメリカ代表対レッドソックスの壮行試合で、代表側のレギュラー投手の温存のため代表チームで登板したコーディエは打者2打者と対峙し、1人から三振を奪ったと記述。スプリングトレーニング後、どこに振り分けられるか分からないままだが、本人は3Aのポータケットでのシーズン開始を希望しているという。

「この仕事では、慎重ながら楽観的であることが大切だと学んだんだ。3A以上の投球はできるけど、球団の他の有望株のことはそれほど詳しくない。試合に出て最善を尽くして、どうなるか見てみたいんだ」

 さらに、記事は剛腕がコントロールと故障に苦しんできたことを指摘し、制球向上に取り組むことを決断したことを伝えている。

「常に良い球は持っているんだ。いつも一貫性が大リーグから自分を遠ざけているんだ。今のところ制球はある程度良くなっていると思うし、投げたいところに投げられている」

 こう自信を語ったというが、自信は投球だけに限らない。自身の未来についても、同様の思いを持っているようだ。

「希望はメジャーに戻ること。自分にはまだたくさん燃料が残っている。野球には年齢で選手を追い払う節がある。すぐにでも多くの人を驚かせ、門戸を開かせたいと思っている。今までと変わらず、自信に満ちているよ」

 復活への意気込みを語ったというコーディエ。日本での「失望」を経て、再びメジャーの舞台に立つことができるのか。自信を「希望」に代えて、輝きを取り戻そうとしている。

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