楽天、王者ホークスに逆転勝利 初陣飾った梨田監督も納得「意義がある」

3月25日(金)23時39分 フルカウント

本拠地で白星スタート、序盤で3点追う展開も「雰囲気は悪くなかった」

 楽天はソフトバンクに7-3で逆転勝ちし、本拠地開幕戦で白星スタートを切った。今シーズンから指揮を執る梨田昌孝監督は「嬉しいですね。ファンの皆さんの前で逆転して勝てたというのは意義がある」と喜んだ。

 16時のプレーボール。どんどん下がる気温とは逆に、熱を帯びる試合展開だった。先発・則本が2回までに3点を失い、攻撃では、初回に1番・岡島がセンター前にヒットを放って出塁したものの、2番・銀次のサードライナーでゲッツーとリズムに乗れない。それでも、「ベンチの雰囲気は悪くなかった」と岡島。いきなり3点を追う展開も苦にしなかった。

 2回。4番・ウィーラーが四球を選ぶと、5番・今江が左安で続く。無死一、二塁のチャンスで打席にはルーキーの茂木。「送らせてもいいかなと思った」と梨田監督。だが、茂木の打力を信じて打たせた。

オコエ代走デビューに大歓声、梨田監督は気を引き締め直す「今日は今日」

 目の覚めるような打球はバックスクリーンへまっすぐに伸びていったものの、ソフトバンク・柳田の守備に阻まれた。それでも、梨田監督が「あの当たりが火を点けたような気がしますね」と話した通り、ルーキーの一振りでムードが一変。1死満塁から8番・藤田のタイムリーで2点を返し、岡島も2点適時打を放って逆転。さらに敵失も絡み、一挙5点を奪った。

 3回に嶋、5回には岡島のタイムリーでリードを広げた楽天。7回には、この回先頭のゴームズが四球を選ぶと、楽天初の高卒新人野手で開幕一軍入りしたオコエが代走で登場。打席には藤田が立っていたが、球場からは「オコエ!」の声援が飛んだ。オコエは藤田の犠打で二塁に進み、岡島への4球目のフォークが暴投となり三塁へ。銀次がセンターフライに倒れてホームインとはならならなかったが、Koboスタを盛り上げた。

 則本は3回以降、ヒット1本に抑える好投を見せ、8回を福山、9回を松井裕が締めてゲームセット。仙台の寒さを吹き飛ばすような劇勝だった。

 シーズンは始まったばかり。楽天での初陣を飾った梨田監督は「今日は今日でね、また明日、やっていかないといけない」と気を引き締めていた。

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi

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