ポルトガルがトルコとの激戦を制してプレーオフ決勝へ

2022年3月25日(金)7時22分 サッカーキング

 FIFAワールドカップカタール2022の出場権をかけた欧州予選プレーオフPath Cの準決勝が24日に行われ、ポルトガル代表とトルコ代表の一戦は、ホームのポルトガルが2−0で勝利し、29日に行われる決勝に駒を進めた。

 試合は、クリスティアーノ・ロナウド、ディオゴ・ジョッタ、オタヴィオを前線に、その後ろにブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シウヴァらを並べる攻撃的な布陣を組んだホームのポルトガルが、キックオフ直後から攻勢に出た。そのポルトガルは、ジョタやロナウドがゴールに迫っていくと、15分にゴール正面やや左からベルナウド・シウバが放ったグラウンダーのシュートが左ポストを叩き、右ポスト際にこぼれたボールをオタヴィオが押し込んでポルトガルが先制に成功する。

 ビハインドを負ったトルコは21分、相手のミスからジェンキンズ・ウンデルが好機を迎えるがシュートはGKの正面。その後も前線からの圧力を強めたトルコがペースを握ったが、放たれたシュートは枠を捉えきれなかった。すると42分、右サイドからオタヴィオが上げたクロスにボックス左のジョタがヘッドで合わせ、ポルトガルがリードを広げた。

 迎えた後半もよりゴールに迫ったのはホームのポルトガルだったが、ジョタの度重なるシュートは枠を捉えきれない。すると65分、高い位置でポルトガルのミスからボールを奪ったトルコが1点差に迫る。ウンデルとのワンツーでボックス左に侵入したブラク・ユルマズが冷静にゴールネットを揺らした。

 1点差に迫られたポルトガルは75分、ラファエル・ゲレイロの素晴らしいクロスにオタヴィオがヘッドで合わせるもボールはゴールの左へ。決定機を逃すと82分、今度はトルコに千載一遇のチャンスが訪れる。PA内でジョゼ・フォンテがエネス・ウナルの足を遅れて蹴ったとしてVARの末にPKを獲得。しかし、ユルマズのシュートはクロスバーを大きく越え、試合を振り出しに戻すチャンスを逸してしまう。

 ポルトガルはメンバーを代えながら時計の針を進めていくと、途中出場のラファエル・レオンが左サイドでボールを収めて存在感を示し、ロスタイムには同じく途中出場のマテウス・ヌネスのゴールを演出。結局、試合は3−1で終了となり、勝利を収めたポルトガルは29日に、イタリア代表を撃破した北マケドニア代表とW杯の出場権をかけてたPO決勝戦に臨む。
 
 
【スコア】
ポルトガル代表 3−1 トルコ代表

【得点者】
1−0 15分 オタヴィオ(ポルトガル)
2−0 42分 ディオゴ・ジョッタ(ポルトガル)
2−1 65分 ブラク・ユルマズ(トルコ)
3−1 90+4分 マテウス・ヌネス(ポルトガル)

サッカーキング

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