侍ジャパン 大谷抜きでも強かったです、ごめんなさい!

3月25日(土)7時0分 NEWSポストセブン

大谷抜きでも強かったです。ごめんなさい!

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 侍ジャパンの皆様へ。第4回WBCの激闘、お疲れさまでした。世界一奪還はなりませんでしたが、面白い試合ばかりでした。メジャーリーガー投手の不在、大谷翔平(22)の辞退、強化試合の惨敗……様々なメディアが本番前に不安を報じましたが、予選リーグの連勝が始まると、しれっと手のひらを返しました。


 でも、本誌・週刊ポストはきちんと謝ります──。


〈大谷なき侍ジャパン「予選ラウンド敗退」の最悪シナリオ〉(2月24日号)

〈予選突破したって“ただの運”──大谷不在は言い訳にならないぞ!〉(3月17日号)


 いずれも本誌が掲げた見出しである。


◆「予選ラウンド敗退」と書いて、ごめんなさい!


 東京ドームでの1次ラウンド、2次ラウンド敗退の可能性を本誌が報じたのは、本番前の強化試合などで阪神やソフトバンクの二軍相手に完敗し、5戦3敗という成績に終わったからだ。


 フタを開ければ東京ドームでは6戦全勝。野球評論家・江本孟紀氏は対戦相手を「キューバ選手はデブばっかりだったし、イスラエルにしてもメンバーは2Aクラス。普通に戦えば勝てる相手でした」と評すものの、それも辛口の江本氏なればこそ。侍ジャパン史上初めて全勝で決勝ラウンド進出を決め、準決勝の米国戦も敗れはしたが緊迫した投手戦だった。


◆大谷抜きでも強かったです、ごめんなさい!


 日本中が落胆した“大谷の欠場”だが、「結果的にそれがチームを強くした」という指摘もある。


「大谷が右足首負傷で欠場を発表した時、メディアにはガッカリ報道が氾濫。残りのメンバー全員が“大谷がいないから負けた、といわれたくない”と奮起したところがある。逆に大谷が出ていたら投打にわたって彼ばかり注目されたでしょうから、一枚岩になれたかどうか」(スポーツ紙デスク)


 本誌も“ガッカリ報道”に加担してしまったが、侍たちの団結に少しは貢献できたということだろうか。


◆大谷翔平、期待しすぎてごめんなさい!


 逆にいえば、日本中のメディアが22歳の大谷に期待を集中させてしまったということでもある。


「そういう状況になると、大谷は無理をしてでも頑張ってしまうタイプ。取り返しのつかない事態にならないように、日本ハムの栗山英樹監督は辞退に舵を切った」(球団関係者)


 次回のWBCでは、万全の状態で頑張ってほしい。


◆「中田を外せ」は間違いでした、ごめんなさい!


 大谷不在の中で決勝ラウンド進出に貢献したのが日本ハムの先輩・中田翔(27)だ。


「自分が目立ちたいタイプなので、日ハムで人気ナンバーワンを大谷にさらわれ、密かに悔しがっていた。大谷がいない今大会は見せ場だと発奮した」(前出・スポーツ紙デスク)


 本誌は中田の「5番固定」に疑義を呈していたが、1次、2次ラウンドでは3試合連続弾。


「当初は筒香嘉智(25)の4番起用が不満だったようですが、1次ラウンドMVPの筒香の充実ぶりに最後は納得していた。中田が欠場した2次ラウンド・イスラエル戦では筒香が先制弾を放つなど相乗効果が現われた」(スポーツジャーナリスト)


※週刊ポスト2017年4月7日号

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