2021年MotoGPエントリーリスト:開幕戦カタールGPはブラドルがマルケスの代役

2021年3月26日(金)18時46分 AUTOSPORT web

 2021年シーズンのロードレース世界選手権 MotoGPクラスに参戦するのは、11チーム22名となる。参戦メーカーでは、ドゥカティが6台、ホンダ、ヤマハ、KTMは4台、スズキ、アプリリアは2台を走らせる。


 今季はMoto2クラスからエネア・バスティアニーニ、ルカ・マリーニ、ホルヘ・マルティンがステップアップしてドゥカティ デスモセディチGPを駆る。また、アプリリア・レーシング・チーム・グレシー二がロレンツォ・サバドーリをレギュラーライダーとして正式に起用したことから、MotoGPルーキーライダーは4名となった。

2021年ロードレース世界選手権で走るMotoGPマシン


 そして、最高峰クラスの日本人ライダーはLCRホンダ・イデミツから継続参戦する中上貴晶のひとりで、最新型のホンダRC213Vを駆る。


 3月26〜28日に開幕を迎える第1戦カタールGPでは、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスが欠場するため、テストライダーのステファン・ブラドルが起用される。


 そのほか、ミシュランタイヤは、昨年のタイやからケーシングとコンパウンドの組み合わせを微調整している。やや硬めのコンパウンドに変更されたことで一貫性を向上させ、グリップと全体的なパフォーマンスが最大化された。


 現在、栃木県・ツインリンクもてぎで開催される日本GPを含め、3月末から11月中旬まで19戦のスケジュールが決定している2021年のMotoGP。各チームがカタール公式テストで強力な体制を作り上げているため、どのライダーもマシンも目が離せない注目の1年となることは間違いない。第1戦カタールGPの勝者、そして最後にチャンピオンを獲得するのはどのライダーになるだろうか。

2021年Moto2クラスにフル参戦するライダー
2021年Moto3クラスにフル参戦するライダー


 以下が2021年ロードレース世界選手権MotoGPクラスの年間エントリーリスト。


■2021年MotoGPクラスエントリーリスト














































































































































No.RiderTeamMotorcycle
5ヨハン・ザルコプラマック・レーシングドゥカティ*
9ダニロ・ペトルッチテック3KTMファクトリー・レーシングKTM*
10ルカ・マリーニスカイ・VR46・エスポンソラーマドゥカティ*
12マーベリック・ビニャーレスモンスターエナジー・ヤマハMotoGPヤマハ
20ファビオ・クアルタラロモンスターエナジー・ヤマハMotoGPヤマハ
21フランコ・モルビデリペトロナス・ヤマハSRTヤマハ*
23エネア・バスティアニーニエスポンソラーマ・レーシングドゥカティ*
27イケル・レクオーナテック3KTMファクトリー・レーシングKTM*
30中上貴晶LCRホンダ・イデミツホンダ*
32ロレンツォ・サバドーリアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニアプリリア*
33ブラッド・ビンダーレッドブルKTMファクトリー・レーシングKTM
36ジョアン・ミルチーム・スズキ・エクスタースズキ
41アレイシ・エスパルガロアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニアプリリア*
42アレックス・リンスチーム・スズキ・エクスタースズキ
43ジャック・ミラードゥカティ・レノボ・チームドゥカティ
44ポル・エスパルガロレプソル・ホンダ・チームホンダ
46バレンティーノ・ロッシペトロナス・ヤマハSRTヤマハ*
63フランセスコ・バニャイアドゥカティ・レノボ・チームドゥカティ
73アレックス・マルケスLCRホンダ・カストロールホンダ*
88ミゲール・オリベイラレッドブルKTMファクトリー・レーシングKTM
89ホルヘ・マルティンプラマック・レーシングドゥカティ*
93マルク・マルケスレプソル・ホンダ・チームホンダ


*はインディペンデントチームライダー

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