東京五輪延期で対策本部「新たな出発」の名で発進

3月26日(木)23時41分 日刊スポーツ

東京五輪組織委員会の森会長(2020年3月24日撮影)

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東京五輪・パラリンピックの延期を受けて大会組織委に26日、対策本部が発足し、東京・晴海で第1回会合が開かれた。前日まで「東京2020大会実施再スタート本部」だった仮称が「新たな出発 東京2020大会実施本部」に一夜明けて決定。武藤事務総長を本部長とし、森会長、遠藤会長代行、組織委の幹部、局長、特別職など計33人でスタートし、公式記録映画の河瀬直美監督が自らカメラを回す再出発となった。
名称は「5、6の案から森会長が『明るいものを』と選んだ」と、司会の中村GDO(大会開催統括)。国際オリンピック委員会(IOC)が設置した作業部会「Here We Go(さあ行こう)」も意識したという。近代五輪124年で初の延期に、森会長は「かつてない挑戦。(招致から)7年の準備が急に止まったが、この1年はラグビーで言えばFW戦でなく展開戦。即断即決が大事だ」とスピード感を求めた。
まずは初回1時間弱で問題を洗い出し、新たな日程と会場を決める作業に最優先で取り組むことで合意した。宿泊、輸送、警備、ボランティア、チケットなど数千件に上る契約の確認、職員の準備体制を1年前の局面に戻すことも決めた。競技日程は、先行開幕を含む19日間の枠で移行することを理想に調整を始めた。
今後は随時開催。武藤総長は「難しい名の会になったが、ワンチームで。IOCから組織委の活躍は『五輪レコード(新記録)だ』と。次もレコードを作ろうじゃありませんか」と呼び掛けた。会合の後は都、政府との3者で非公開協議。ここも日程の確定に最も時間が割かれ、担当者が内容を持ち帰った。【木下淳】

日刊スポーツ

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