鳥栖と横浜FC、GKを“レンタルトレード”…辻周吾と高丘陽平が新天地へ

2018年3月26日(月)22時57分 サッカーキング

辻周吾(左)が横浜FCへ、高丘陽平(右)が鳥栖へ期限付き移籍 [写真]=J.LEAGUE

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 サガン鳥栖に所属するGK辻周吾が横浜FCへ、横浜FCに所属するGK高丘陽平が鳥栖へ、それぞれ期限付き移籍で加入することが決まった。移籍期間は両選手とも2018年3月27日から2019年1月31日まで。26日に両クラブが発表した。

 辻は1997年生まれの20歳。ジェフユナイテッド千葉U−18出身で、2016年に鳥栖へ加入した。同クラブでは公式戦には出場していない。期限付き移籍にあたり、鳥栖の公式HPにて以下のようにコメントしている。

「サガン鳥栖を愛する全ての皆様、こんにちは。この度、横浜FCへ期限付き移籍することになりました。日々成長していけるよう、がむしゃらに頑張ってきます!僕はサガン鳥栖が大好きです!横浜に行っても応援よろしくお願いします」

 そして横浜FCの公式HPでは「みなさん、初めまして。サガン鳥栖から来たGKの辻周吾です。横浜FCへ貢献するには、試合に出て活躍することが一番だと思っていますので、そのために一生懸命がんばります。よろしくお願いします」と抱負を語っている。なお、辻の新背番号は「36」に決まった。

 高丘は1996年生まれの22歳。横浜FCのジュニアユースとユースを経て、2014年からトップチームでプレーしている。通算出場記録は明治安田生命J2リーグで41試合、明治安田生命J3リーグで4試合。昨季はJ2で全42試合中41試合に出場したが、今季は出場機会を得ていなかった。

 期限付き移籍にあたり、高丘は横浜FCの公式HPにて以下のようにコメントしている。

「今回サガン鳥栖に期限付き移籍することになりました。2018シーズンが始まってすぐのタイミングでの移籍、申し訳なく思っています。横浜FCに12歳で加入してから丸10年間嬉しいことも悔しいことも沢山ありましたが、多くの人に支えて頂いたお陰で今の私があると思います。本当にありがとうございます」

「2017シーズン多くの試合に出していただきながらもJ1昇格を達成できなかったこと。自分の力不足を痛感しました。昨年味わったこの悔しさはプロサッカー選手である以上ずっと持ち続けると思います。この悔しさを常に持ち続け、前に進む原動力にしていきたいと思います。横浜FCで過ごした10年間を胸にもっと成長できるようにそして、日本を代表するGKになれるよう日々精進していきます。横浜FCを離れても自分の中には横浜FC魂が生き続けています。成長した姿をみなさんに必ず見ていただけるよう頑張ります」

「最後になりますがファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、これまで共に戦ってきた選手の皆様、携わっていただいた監督、コーチングスタッフの皆様、そして何より一番近くで熱心に指導にあたってくださったGKコーチの皆様、横浜FCに関わる全ての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました」

 そして加入する鳥栖の公式HPでは「今回横浜FCより加入することになりました高丘陽平です。早くチームに適応し、サガン鳥栖の勝利に貢献できるように頑張ります。そしてサガン鳥栖のファン・サポーターの皆様にも早く覚えていただけるように日々精進していきます。サガン鳥栖に関わる全ての皆様よろしくお願い致します」とコメントしている。なお、高丘の新背番号は「18」に決まった。

 なお両選手とも、所属元と対戦する公式戦には出場できない旨の契約を締結していることが併せて発表されている。

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