小久保玲央ブライアン、家族見守るなかで無失点勝利「ずっとこの半年間、日本代表でプレーするのが夢だった」

2024年3月25日(月)23時43分 サッカーキング

U-23日本代表GK小久保玲央ブライアン[写真]=Getty Images

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 U−23日本代表は25日、国際親善試合でU−23ウクライナ代表と対戦し、2−0で勝利。試合後にU−23日本代表GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)がメディア取材に応じた。

 ナイジェリア人の父親と日本人の母親を持つ小久保は、柏レイソルの下部組織で育ち、2019年1月にベンフィカへ移籍。ベンフィカではUー23チームでプレーしている。

 U−19日本代表でプレーして以来、しばらく国内での代表活動から遠ざかっていた小久保だが、パリ・オリンピック(五輪)最終予選(AFC U23アジアカップ カタール2024)直前に招集されると、U−23ウクライナ代表戦にスタメン出場。クリーンシートでの勝利に貢献した。

 試合後、小久保は「ずっとこの半年間、日本代表でプレーするのが夢でした。そこでまた無失点というプレーで表現できたのはすごい良かったなと思います」と語り、「(日本でのプレーは)4年か5年ぶり。自分の家族も観に来てくれたので、その中でプレーするのはとても嬉しかった」と率直な思いを口にした。

 大雨が降る中、GKにとって難しいピッチコンディションでの試合となったが、安定感のあるプレーで守備陣を支えた。本人も「大岩監督とはシンプルにつなげるところはつないだり、背後のボールは無理だったら蹴るところは話していました。その中で挑めたかなと思います」と手応えを口にする。

 前半19分に味方からの難しいボールを処理した場面については、「(ピッチが)スリッピーでフィフティーフィフティーなバックパスかクリアかというところだったので、そこで自分の対応はあまり良くなかった。あそこでもっとはっきりクリアできれば良かったかなと思う」と反省しつつも、ベンフィカUー23チームでポルトガル2部第18節マフラ戦以降、ベンチ外が続いているなかでも、「90分出るのは3カ月ぶりなので試合前は少し緊張しましたが、自分らしく良いプレーができたと思います」と自身のパフォーマンスに手応えを感じている様子だった。

 今後、U−23日本代表はパリ五輪の出場権がかかった『AFC U23アジアカップ カタール2024』に臨む。4月16日からドーハで行われ、グループBの初戦でU-23中国代表と対戦する予定となっている。

  

サッカーキング

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