「頷くことができない部分がある」大谷翔平の”独白会見”に韓国メディアが指摘 疑問を残した点とは?

2024年3月27日(水)13時17分 ココカラネクスト

異例の会見では撮影も制限された(C)Getty Images

 現地時間3月25日(日本時間26日)、ドジャースの大谷翔平は本拠地ドジャースタジアムで記者会見を実施し、今月20日に球団から電撃解雇となった元専属通訳の水原一平氏の違法賭博問題について初めて赤裸々に語った。

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 会見では大谷が騒動の時系列や自身がどのように感じたかなどを告白し、質疑応答はなかった。日米のメディアは大谷が何を語るのかを注目していたが、「僕自身、何かに賭けたり、スポーツイベントに賭けたり、頼んだこともないですし、送金を依頼したこともありません」と自身の潔白を主張。また、水原氏については「信頼していた方の過ちは悲しいし、ショックです」と率直な気持ちを明かした。

 この会見に注目していたのは日米のメディアだけではない。韓国メディア『朝鮮日報』も、大谷について言及している。

 同メディアは大谷の会見の中で感じたいくつかの疑問を列挙した。1つ目に「まずは通訳の水原一平氏が銀行口座までアクセスできたという点だ」と、水原氏が大谷の許可なしに送金することができたのかを挙げた。しかし、これについては「計り知れない収入を得ている大谷は野球に専念するだけで銀行残高なんて確認しないだろう」と納得した。

 一方、同メディアは「もう1つ頷くことができない部分がある」と記載。「球団が今回の騒動を把握した後も、水原氏は大谷の近くにいた。果たして代役はいなかったのか?」と球団の対応を疑問視した。さらに、「大谷が異議を唱えるまでは、誰もが水原氏の言葉に翻弄された。チームには日本語を話すことができるスタッフが他にもいたのにあえて水原氏にこだわったのは理解に苦しむことだ。それがすべての混乱と誤解と憶測の原因だ」と苦言を呈した。

 MLBが今回の騒動を調査することを表明しており、今後はさらなる詳細が明るみになっていくと見られる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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