ロッテ佐々木朗希、変化球未完も修正能力と威力抜群

3月27日(金)19時9分 日刊スポーツ

ストレートを投げ込むロッテ佐々木朗(撮影・横山健太)

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ロッテ佐々木朗希投手(18)が27日、プロ入り後初めて変化球を交えての打撃投手を務めた。安田尚憲内野手(20)山口航輝外野手(19)を相手に制球はやや荒れたが、40球を投げて安打性の打球は2本だった。最速156キロの直球に、10球のスライダー、4球のフォークを交ぜた8分間を振り返り、現状を整理する。
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(1)繊細 真っ白な新球を受け取った佐々木朗は感触を確かめた上で、スタッフに相談した。「これ、ちょっと大きいです。替えていただいてもいいですか?」。わずかな違和感も軽視せず、感覚に忠実に従った。左打者の安田、右打者の山口が5球ずつ、交互に打席へ。4セット繰り返した。
(2)入り 山口の第1打席は安定した。150キロ超の直球と140キロ近いスライダーを、外角低めで出し入れ。6球目を打たれた後の7〜10球目は、特に丁寧な出し入れだった。「思うように操れた球はありました」というコメントを象徴する場面で、これがうまくできる試合は奪三振が多い。
(3)未完 安田の第3打席で22、23球目とフォークボールを2球続けた。ともに大きく外へ抜けた。ブルペンではフォークとスプリットを投げ分けるが「全体的に悪く、それどころじゃなかったです」と反省した。フォークの活用は高校時代の終盤から。スライダーとフォークでは「日によって、どっちがいいか違います」とまだ安定しない。どちらを代名詞にしたいかの問いに「どっちもですね」と笑う。井口監督は「全部(の球が)厄介です」と打者目線で評した。
(4)大胆 次の24球目はストライクが欲しい。それでも外角へ置かず、安田のひざ元へピンポイントの150キロ超を投げ、25球目もほぼ同コース。一流の修正能力を感じさせた。
(5)威力 安田の第4打席は、153キロ直球のファウルから始まった。4打席全てで、初スイングが打撃ケージ内へのファウル。なかなか前に飛ばなかった。1球ごとに打者に球種を明かす状況で、未来のスラッガー候補2人を封じた。「今度は球種を伝えないので、打者の反応がもっと実戦的に見られると思います」。シート打撃登板は4月3日の予定だ。【金子真仁】
▽ロッテ山口 怖さを感じました。どんな球が来るか分からない状態だと、スライダーを中心に振ってしまうと思います。
▽ロッテ安田 特に高めの直球に強さを感じました。内角寄りのスライダーもスピードがあり、とても良かったです。

日刊スポーツ

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