レアル、アレクサンダー・アーノルドの早期獲得を希望か…6月開幕のクラブW杯に照準?
2025年3月27日(木)11時27分 サッカーキング
レアルが今夏のフリー獲得を目指すA・アーノルド [写真]=Getty Images
現在26歳のA・アーノルドはリヴァプールの下部組織出身で、2016年10月に18歳でトップチームデビューを飾った。ユルゲン・クロップ前監督の下で徐々に出場機会を増やすと、右足から放たれる正確無比のキックを武器に多くのゴールを演出。現在に至るまで右サイドバック(SB)の主軸として活躍し続けており、公式戦349試合で22ゴール87アシストをマークしている。
そんなA・アーノルドの現行契約は6月末で満了に。去就不透明な状況が続いていた中、レアル・マドリードがフリートランスファーでの獲得に向けた交渉を進めており、2030年6月末までの5年契約締結で大筋合意に達したとの噂が浮上。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も「レアル・マドリードとA・アーノルドの合意は間近であり、まもなく実現する見込みだ」と明言するなど、今シーズン終了後の移籍が現実味を帯びている。
今回の報道によると、レアル・マドリードはリヴァプールとの契約満了を待たずして、A・アーノルドを獲得したいと考えているとのこと。実現可能か否かは定かではないが、6月18日に開催されるアル・ヒラルとのFIFAクラブワールドカップ2025初戦に間に合わせるべく、リヴァプールとの早期契約解除に向けた交渉に臨む可能性があるという。
国際サッカー連盟(FIFA)はクラブワールドカップに参加するクラブの各国協会に対し、6月1日から10日までの期間に選手の契約と登録のための特別移籍期間を設けることを許可している模様。加えて、各クラブは6月27日から7月3日までの大会期間中に最大2人の選手をチームに加えることができるとも報じられている。
なお、現時点でレアル・マドリードはA・アーノルドとの交渉や合意内容についてリヴァプールに伝達しておらず、選手本人も去就に関する決断を明かしていないようだ。