NetlixがF1のドキュメンタリー番組を製作中。2019年に10のエピソードをリリース予定

2018年3月28日(水)14時58分 AUTOSPORT web

 2019年リリース予定となっている今季の世界選手権のドキュメンタリーシリーズを制作するため、F1はNetflix(ネットフリックス)の撮影クルーをパドックに迎え入れた。


 このNetflixのオリジナルシリーズは、コクピットやパドックの内部、そしてF1の立役者達の日常へと視聴者を誘う、初めての試みとなるだろう。世界最速のドライバーやチーム代表、オーナー、そしてF1の経営チームへ、他に類を見ない独占的な方法で取材を行なうという。


 Netflixは2018年シーズンから10のエピソードを制作することになっており、制作チームは心や魂をかけた激しい争いと、数十億ドル(約数千億円)規模のビジネスが将来的に向かう方向性を撮影し、明らかにしていく。


 このシリーズはBox to Box Films創設者で、アカデミー賞受賞者のジェイムズ・ゲイ・リース(『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』プロデューサー)とポール・マーティンが製作総責任者を務め、ソフィー・トッドが制作総指揮者となる予定だ。


 F1の商業担当取締役のショーン・ブラッチスは以下のように述べた。


「F1は世界規模のスポーツであり、我々はF1をひとつのモータースポーツ企業から、メディアおよびエンターテインメントブランドへと積極的に再構築しているところだ」


「Netflixとの契約は、グランプリシーズンの間に表舞台の裏で起きている興味深い物語を、時系列で記録するという役目を果たす」


「これは世界中のファンにまだ明かされていない、スポーツの全体像なのだ」


「このシリーズはF1の抗しがたい魅力的な面を明らかにしてファンを喜ばせ、また、新たなファンを呼び込むきっかけともなるだろう」


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