「ひどい混乱だった」ハミルトン、ピットレーンクローズで戦略実行できず“ゲームオーバー”/F1第2戦決勝

2022年3月28日(月)18時42分 AUTOSPORT web

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは10位、ジョージ・ラッセルは5位だった。


 ハードタイヤでスタートしたハミルトンは、セーフティカー出動時にステイアウトし、6番手を走行。レース終盤にバーチャル・セーフティカーが導入されてピットインのチャンスが訪れたが、ダニエル・リカルドとフェルナンド・アロンソの故障したマシンがピット入口にとまったため、ピットレーンエントリーがクローズされてしまった。フリーピットストップのチャンスを失ったハミルトンは、結局VSCが解除された後にタイヤ交換をしたため、大きく順位を下げる結果となった。


 チーム代表トト・ウォルフは、『Sky Sports』に対して、最後のピットストップの遅れについて、こう説明している。「彼にピットインするよう指示したのだが、一台のマシンがスローダウンしていてダブルイエローが出ており、もう一台が停止していた。全体的に混乱した状況だった」


「混乱が生じていたために彼(ハミルトン)はスローダウンし、結局(ケビン・)マグヌッセンの後ろでコースに復帰することになり、ゲームオーバーとなった」

2022年F1第2戦サウジアラビアGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=10位
15番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム


 バランスの面ではマシンの感触は良かったけれど、スピードが足りなかった。最終結果は良いものではないが、レースは比較的うまくいったと思う。


 序盤はタイヤの温度に苦しんだ。その後、ミディアムタイヤを履いた前のグループに追いついていき、とてもいいスティントになった。


 ジョージについていって、使い古したハードタイヤの割にはまずまずのラップタイムを出していた。でも、終盤のVSCの展開が僕たちにとっては不運だった。それでも僕は、全力を尽くしたよ。


 昨日の予選結果によって、週末がより厳しいものになってしまった。その責任は僕にある。本当にがっかりしている。でも戦い続けなければならない。僕たちにできることはそれしかないんだ。僕たちは素晴らしいチームだ。努力を続けていこう。


(『Sky Sports』にピットインについて語り)難しい状況だった。アロンソがスローダウンしているのを見た。ダブルイエローが出ていたから、僕は彼を抜くためにプッシュしようとはしなかった。さらにピットレーンにはダニエルが停まっていた。そこにマシンが停まっているのにピットに入っていいのかどうか、分からなかった。とにかくひどい状況だったよ。


■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=5位
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

2022年F1第2戦サウジアラビアGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 今日は潜在的なポイントを最大限につかみとるという意味で、強力なレースができた。


 マシンのフィーリングは良かったけれど、(ポーパシングのために)車高を下げて走ることができないので、ダウンフォースが不足している。


 マシンをウィンドウ内に収めて、できる限りプッシュした。F1キャリアのなかで最も身体的にきついレースだったと思う。この高速ストリートサーキットで、50周を限界ぎりぎりで走ったんだ。勝利のためにそれができるといいんだけどね。


 レッドブルやフェラーリとの差を縮めるために、全員が全力で取り組んでいる。ブラックリーとブリックスワースの全員が向上を望んでいるんだ。今のギャップを縮められるまで、努力し続けるよ。


 シーズン序盤は開催スケジュールがそれほど詰まっているわけではないので、解決策を見出す時間を取ることができる。


 僕たちは5位争いをするためにここにいるわけではないが、ポジティブな面に目を向けなければならない。


 今日のレースは走っていて楽しかった。このコースはシーズンのなかでトップ5に入ると思う。信じられないほど速くて素晴らしいグリップがあるんだ。

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