菊池雄星がQS達成もエンゼルスは「昨季121敗」の“最弱球団”に大敗…指揮官は今後を楽観視「まだ心配していない」

2025年3月28日(金)18時55分 ココカラネクスト

菊池は粘り強く投げたが援護がなかった(C)Getty Images

 日本の33歳左腕が黒星発進だ。

 現地時間3月27日(日本時間28日)、今季からエンゼルスでプレーする菊池雄星は、敵地ギャランティードレートフィールドでホワイトソックスとの開幕戦に先発登板し、6回5安打3失点、無四球、5奪三振でクオリティスタート(QS)を達成。味方の援護がなく、今季初黒星を喫したが、この粘投には、チーム指揮官が称賛を送っている。

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 初回に1死から二塁打を許したものの、後続を打ち取り、無失点で滑り出した菊池。その後、2回に5番オースティン・スレーターの先制ソロ、1番ミゲル・バルガスの2点適時二塁打を浴びるなど、3点を献上。ただ、3回以降は、4イニング連続で三者凡退に抑えるパーフェクト投球を披露し、自身初の開幕マウンドを降りた。

 試合後、MLB公式サイトは、エンゼルスを率いるロン・ワシントン監督のコメント映像を公開。その中で指揮官は、「素晴らしかった。スレーターに打たれたが、バルガスのは打ち取っていた当たりだ。たまたま捕れないところに打球が飛んでいった。その後は、キクチらしかった。野球というのはそういうものだ」と内容を振り返っている。

 また、好機であと一本が出ない試合展開に関しては、「まだ心配していない」と話したワシントン監督。「今年いろいろなことが起こるだろう。最初の試合に勝ちたかったが、今日はそういかなかった。ただ、少なくとも何点かは取れる状況に持っていけた。これを続ければ、きっといい結果が出るはずだ」とも語っていた。

 この試合は、エンゼルスが1-8で大敗。2014年以来、ポストシーズンから遠ざかっているエンゼルスだが、はたして今季はどんな結果を残すだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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