「超変革」で他球団の脅威に? 金本阪神、新戦力躍動で最高のスタート

3月28日(月)10時9分 フルカウント

開幕カード勝ち越し、OP戦不振の新助っ人も別人のような活躍

 2016年シーズン開幕。「超変革」のスローガンを掲げた新生・阪神タイガースは最高のスタートを切った。

 中日との開幕カードを2勝1敗と勝ち越し。その中でも未知数の戦力たちが結果を残したのは金本監督にとっても一番の収穫だっただろう。打者ではドラフト1位・高山俊、プロ3年目の横田慎太郎、新外国人のマット・ヘイグ。投手では新守護神のマルコス・マテオ。今後の阪神を支えていく可能性を十分に感じさせた3連戦を振り返ってみたい。

◇開幕戦3月25日 ●2-5

 先発・メッセンジャーが初回からエンジン全開。150キロを超える直球にフォーク、スライダーがコーナーに決まり3回まで無失点。だが、徐々に制球を乱すと4回に同点、6回に逆転を許し降板。6回2/3を投げ、10安打3失点で1敗を喫した。それでも初回に高山がプロ1打席目で左前打を放つと、直後に横田がプロ初盗塁をマーク。そしてヘイグが来日初安打、初タイムリーを記録し“未知数トリオ”で2016年初得点を叩き出した。

◇開幕第2戦3月26日 ○7-3

 先制点はまたしても阪神。ルーキー・高山の一振りだった。0-0で迎えた3回。1死一塁から右中間を切り裂く先制のタイムリー二塁打。さらにヘイグも続き2死二塁から左中間へタイムリー二塁打。この日は横田が5回にプロ初安打となる遊撃内野安打をマークするなどマルチを記録。9回は4点リードの場面でマテオが登場。2三振を奪うなど、きっちり3人で仕留めゲームを締めくくった。先発・能見は危なげない投球で6回1失点で今季初勝利をマークした。

金本監督も戦いぶり評価

◇開幕3戦目3月28日 ○5-4

 4年ぶりに日本球界に復帰した先発・藤川は5回7安打4失点で勝敗つかず。序盤に4点のリードをもらいながら4、5回に2点を失い降板。回を追うごとにスタミナ、制球面での課題が浮き彫りになった。だが、打線は打ち負けなかった。1点リードの2回に高山、横田のタイムリーでリードを3点に広げると、同点の6回には2死一、三塁からヘイグが勝ち越しとなる右前タイムリーを放ち勝負を決めた。9回には1点差のしびれる場面で守護神・マテオが登場。150キロの直球とスライダーで、1回無安打2奪三振。来日初セーブをマークした。

 開幕カードを戦い終えた金本監督は「何がなんでもっていう、ボールに食らいつく必死さがね。絶対に勝つんだっていう姿勢が、野手だけじゃなく投手にもあった」と選手たちを評価した。

 春季キャンプ、オープン戦では不振だったヘイグがまるで別人のような打撃を見せ、各試合のポイントゲッターになっている。高山、横田の新1・2番は機動力を前面に出し、時には勝負を決める打撃も見せ想像以上の活躍を見せている。新守護神のマテオも文句の付けようがないピッチングを披露。ベテラン、中堅の福留、鳥谷、西岡が元気なだけに、このまま新戦力たちが突っ走れば他球団にとっては脅威になるに違いない。

◇新戦力の3試合の成績
高山 打率2割8分6厘、14打数4安打、2打点
横田 打率3割8厘、13打数4安打、1盗塁、1打点
ヘイグ 打率4割4分4厘、13打数4安打、4打点
マテオ 2試合登板、防御率0・00、1セーブ

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