元WWEレスラーが怪力で母救出、引き抜いた木で窓破り立てこもり解決。

3月28日(木)10時13分 ナリナリドットコム

米ロサンゼルスで先日、女性の家に近所の男が侵入して立てこもる事件が発生した。バリケードを築いた男に対し、家を包囲した警察が様子をうかがう中、親戚から連絡を受けた女性の息子が現場に到着。すると、以前は米プロレス団体WWEに所属していた経験もあるレスラーの息子は、煙が出始めた家に母親いると分かると持ち前のパワーで木を引き抜いて窓を割り、母親の救出に大きな役割を果たしたという。

米放送局ABCや米紙ニューヨーク・デイリーニュースなどによると、今回母親を救出したのは、2011年までWWEに所属していたクリス・マスターズこと、クリス・モルデツキーさん(30歳)。3月19日午後6時頃、カリフォルニア州ロサンゼルスにある彼の母が住む家に、近所で暮らす「ダニエルという名前の男」が侵入して立てこもる事件が発生した。通報を受けて家を包囲した警察に対し、男は入り口などにバリケードを築いた上「火をつける」と叫んで抵抗していた。

近所に住む親戚から連絡を受けて事件を知ったモルデツキーさんは、すぐに母の家へ急行。彼が到着すると家の中からは煙が出ていた。「家を爆破する」となおも抵抗し続ける男に対し、彼は母親を何とか助け出したいと玄関のドア越しに説得を始めたものの、男との話が噛みあわず失敗。さらに、警察が様子を見続けている状況に「何を待っているんだ」とやきもきしたという彼は、次なる手を自ら考えた。

入口はバリケードで入れないと悟り、窓を破って母親を救出しようと考えたモルデツキーさん。窓の前を遮る高さ約3メートルの木を抱きかかえて引き抜くと、母親の寝室に面していた2つの窓に投げつけて破ったという。その勢いに警察も続いて、中にいた彼の母親を外へ助け出し、立てこもっていた男も逮捕。男は自分の妻との関係が悪化し、精神的に追い詰められた状況で犯行に及んだそうで、彼や母親にとっては甚だ迷惑な事件に巻き込まれた形だ。

事件後モルデツキーさんは、TwitterやFacebookなどで母親と抱き合う様子や体の傷を撮影した写真も公開して事件解決を報告。ABCに対し、彼はためらいがちな警察の対応を見て「“ヒーローモード”になった」と話し、母親の救出に向けて自分が率先して警察を動かしたという。結果的に無事に助け出し、母親の苦難に立ち向かっているときが「人生で一番長い時間だった」と振り返る彼に、現在はロサンゼルス近郊のカルバーシティにある彼の自宅へ避難している母親は「助けてくれなかったら死んでいた」と感謝。プロレスラーとして活躍する息子の頼もしさを、改めて実感できたようだ。

ナリナリドットコム

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