セルジオ越後氏、久保裕也を「ポジション完全に奪った」と称える 試合は「珍しい。大勝なのに反省点かなり多い」

3月29日(水)10時49分 サッカーキング

予選2試合で5得点に絡んだ久保裕也 [写真]=Getty Images

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 日本代表は28日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選第7戦でタイ代表と対戦し、4−0で勝利を収めた。

『サッカーキング』では試合後、サッカー解説者のセルジオ越後さんに話を聞き、試合を振り返ってもらった。

「珍しい試合だったね。4−0というスコアは圧勝なのに、危ない試合展開だった。ミスが多く、正直ホッとしているというのが、選手たちを含めての感想じゃないかな。2点目を取ってからペースダウンしたけど、相手はリズムがよく、積極的に来られた。守備を激しく行けなかったのは、累積(吉田、森重、酒井宏、久保)の影響もあるかもしれない。日本はパスの出し先が無かったね。DF、MF、FWの距離感が悪かった。それがリズムを悪くした」

「一番良かったのは久保だ。完全に本田のポジションを奪ったね。得点だけでなく、アシストをしっかりとしているところがいい。香川は得点こそ美しいものだったけど、90分間でキレを見せられない。岡崎はヘディングはさすがだったね。ただ大迫と比べるとボールが収められなかった。長友は90分を何とかこなそうという配分をしたという印象だ」

「ボランチに関しては追加招集でなぜ、Jリーグで出場している選手を呼ばない、使わなかったのか疑問。試合結果はよかったものだが、レベルが上がった相手にはパスのズレや寄せの甘さが致命的となる。GKに関しては普段の練習の方が試合より厳しいことをするのがフィールドプレーヤーと違う点で、川島はキツイ練習をこなして準備が出来ていたのだろう」

「4−0という勝利は嬉しいものだが、内容は反省すべき点がかなり多い。大勝してしまったことは反省するということを難しくするもの。しっかりと引き締めをしてほしい。グループは3強となった。最後がオーストラリアとサウジアラビアとの決戦2試合になるわけだから、6月のイラク戦は絶対に勝ち点3を取らないと、苦しい状況で大一番となるから、それは避けなければならないよ」

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