スペインが敵地でフランス撃破…ビデオ判定が2得点に影響、議論の的に

3月29日(水)11時1分 サッカーキング

VARによって得点を認められたスペインのデウロフェウ(中央) [写真]=Getty Images

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 国際親善試合が28日に行われ、フランス代表とスペイン代表が対戦した。

 フランスのサンドニで行われた一戦。昨年12月のFIFAクラブワールドカップ ジャパンで導入されて話題となったビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)、いわゆるビデオ判定が試験的に採用された試合で、同システムが議論を呼ぶこととなった。

 フランスの先発メンバーには、GKウーゴ・ロリスやエンゴロ・カンテ、アントワーヌ・グリーズマンらが名を連ねた。対するスペインは、GKダビド・デ・ヘアやセルヒオ・ラモス、イスコ、アンドレス・イニエスタ、アルバロ・モラタといった面々が先発出場している。

 最初のチャンスはフランスが作り出した。開始5分、左サイドからの低いクロスにキリアン・ムバペが飛び込んだが、GKデ・ヘアに阻まれて得点とはならず。さらに11分にも左サイドからのFKに反応したローラン・コシェルニーが反応。ヘディングシュートを枠に飛ばしたが、ゴールライン上でジェラール・ピケにクリアされた。

 立ち上がりはピンチを迎えたスペインも28分、ワンツーでペナルティーエリア右奥まで突破したイニエスタが右足アウトサイドでシュート。しかし、GKロリスに阻まれてゴールネットを揺らすことはできなかった。前半はスコアレスで終了した。

 0−0で迎えた後半、開始早々にゴールネットが揺れる。最終ラインの背後へ飛んだ浮き球から、中央への折り返しに合わせたグリーズマンがダイビングヘッド。フランスの先制ゴールが決まったかに思われた。しかし、グリーズマンへ頭で折り返したレイヴァン・クルザワがオフサイドポジションにいたのではないかと、スペインの選手たちが抗議。主審はVARを要求し、判定が覆って得点は認められなかった。

 VARに助けられた形のスペインは67分、ティエムエ・バカヨコの横パスを敵陣ペナルティーエリア手前でカットしたジェラール・デウロフェウがペナルティーエリアに入り、コシェルニーとの交錯でPKを獲得。D・シルバがゴール右隅へ決め、先制に成功した。

 さらに77分、再びVARがスペインにポジティブな判定をもたらすこととなった。左サイドからの低いクロスに反応し、ファーサイドから押し込んだデウロフェウ。副審はオフサイドと判定してフラッグを揚げたが、VARの結果、得点が認められた。

 試合は2−0で終了。VARによってフランスの先制ゴールが取り消され、スペインの追加点が認められた一戦。国際親善試合とはいえ、VARの是非が議論の的となることは間違いなさそうだ。

【スコア】
フランス代表 0−2 スペイン代表

【得点者】
0−1 68分 ダビド・シルバ(PK)(スペイン代表)
0−2 77分 ジェラール・デウロフェウ(スペイン代表)

サッカーキング

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