卓球・伊藤美誠の勝負曲は「ブルゾンちえみのあの曲」

3月29日(水)7時0分 NEWSポストセブン

伊藤美誠、車いすテニスの船水梓緒里とリトグリ

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 アスリートが試合前、好きな音楽を聴いて士気を高めることはよく知られている。その先駆けは「Qちゃん」こと、マラソンランナーの高橋尚子だろう。日本女子マラソン初の金メダルに輝いた2000年シドニー五輪。スタート前にhitomiの「LOVE2000」を聴いて集中力を高めるとともにリラックスしたエピソードは大きな話題を呼んだ。これを機にアスリートと音楽の関係は注目され、メディアにも頻繁に取り上げられている。


 昨夏のリオ五輪卓球女子団体で銅メダルを獲得した伊藤美誠も、音楽には目がない。伊藤は現在16歳。現役女子高生アスリートが普段、どんな音楽を聴いているのかは、なかなか興味深い。東京・豊洲PITで24日、パラスポーツ(障害者スポーツ)を盛り上げる一夜限りのライブイベント「TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017」(東京都主催)にゲスト出演した伊藤は、AI、三浦大知、女子高生6人組ボーカルグループLittle Glee Monster(以下、リトグリ)ら実力派アーティストのライブに興奮しながら、自身の音楽事情について、「音楽は幅広く何でも聴くほう。今はリトグリさんの大ファンで、特に応援ソングを集めたアカペラメドレーが大好きです」と話した。


 伊藤はリトグリ最年少のmanakaと2000年生まれで同い年。ツイッターで知り合って以来、仲が良く、「YouTubeでアカペラメドレーを聴いて、すごく感動して、ツイッターにリンクを貼ったら、manakaちゃんがリツイートしてくれたんです」と伊藤。manakaも「まさか、あの美誠ちゃんがツイートしてくれるなんて、びっくりしました!」と相思相愛。さらに2020年東京五輪で金メダルを狙う伊藤が、「開会式に出て大会を盛り上げてほしい」とリトグリにエールを贈ると、「同世代の美誠ちゃんからそう言ってもらえて、すごくうれしい。私たちもそこにたどり着けるよう頑張って、アスリートの皆さんの活躍を音楽で支えたい」と応えた。


 リオ五輪当時、弱冠15歳で五輪のメダルを手にした伊藤はアスリートによくある試合前のルーティンをあえて設けていない。周囲をあっと言わせる型破りなプレースタイルもそうだが、彼女が優先するのはインスピレーション。形式や常識にとらわれず、ひらめきを大切にしているため、できるだけ決まりごとを課さないようにしているのだ。そのため試合直前の音楽も聴いたり、聴かなかったりだそう。


「でも音楽は大好きなので、海外遠征の時にはホテルの部屋やホテルから試合会場までの移動のバスの中でリトグリさんやジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデなんかを聴きます。アップテンポのノリのいい曲はテンションが上がるし、逆にお風呂ではおとなしめのバラード系を流して、一緒に歌っちゃいます」とバスタイム事情もちらり。


 さらに、最近のお気に入りをたずねると、「ブルゾンちえみのあの曲! すごくかっこよくて好き!」とテンションアップ。あの曲とは、キャリアウーマンネタで大ブレーク中のお笑い芸人、ブルゾンちえみがネタの時に使っている、米国人アーティストのオースティン・マーホンの「ダーティ・ワーク」のこと。大阪を練習拠点にする伊藤。お笑いにもアンテナは敏感なようだ。

NEWSポストセブン

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