ペレ氏、肖像権侵害で韓国企業を提訴。“そっくりさん”が問題に

3月30日(水)23時41分 フットボールチャンネル

 ブラジルが誇る伝説的プレイヤー、ペレ氏が韓国企業サムスン電子を提訴した。英『BBC』などが30日に報じている。

 ペレ氏はサムスン社が昨年10月に米『ニューヨーク・タイムズ』紙に掲載した超高画質テレビの広告に自身に「非常によく似た」写真が無断で使用されているとし、シカゴの連邦地方裁判所に肖像権侵害を訴え出た。同氏は少なくとも3000万ドル(約34億円)の賠償金を要求しているという。

 両者は2013年まで肖像権使用に関する契約交渉を行っていたものの現在は途絶えており、サムスン電子の広告が権利侵害にあたるかどうかが問われている。

 原告側は「非常によく似た」黒人男性の画像と「トレードマークであるバイシクルシュート」をする白人男性の小さな画像がペレ氏を連想させるとして肖像権侵害を主張している。

 弁護士のフレドリック・スピアリング氏は「我々のゴールはペレ氏のアイデンティティの使用に対して公正な補償を求め、将来の不正使用を防止すること」と語り、徹底抗戦の構えを見せている。近年のペレ氏は肖像権使用契約による収入がメインのため、やすやすと権利侵害を許せば死活問題になりかねない。

 サムスン側はこの件に関してコメントを控えているが、今後両者の間には金銭のやりとりなどを含め解決に向けた何らかの働きかけがあるだろう。今回の一件は問題が起こりがちなスポーツ選手の肖像権使用に関する象徴的な判例になるかもしれない。

フットボールチャンネル

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