大谷翔平、内角攻めに屈しない高度な技術 1号&5打点「ずっと狙っていた」

3月30日(水)12時29分 フルカウント

内角攻めなんの、自己最多1試合5打点「もともと内角は嫌いではない」

 「打者・大谷」は「投手・大谷」の危険を大歓迎——。 日本ハム・大谷翔平投手が29日のオリックス戦(札幌ドーム)で内角攻めに屈しない打撃を見せた。

 まさに完全攻略だった。大谷は5回無死一、二塁で西の内角143キロを左越え1号3ラン。続く6回1死二塁では左腕・大山の内角高めへの134キロ直球を左前適時打とした。初回1死満塁の西の内角直球を打ち返す中犠飛と合わせ、自己最多1試合5打点をマークした。

 この日、オリックスバッテリーは大谷へ徹底した内角攻めを敢行した。4打席12球のうち内角へは10球を数えた。捕手・山崎勝、伊藤光が構えた数を合わせれば全12球が内角要求だった。

 故障のリスクが増えるインコース攻め。「投手・大谷」の故障の原因にもなりかねないが、インコースは「打者・大谷」の得意コースのようだ。

 大谷「もともと内角は嫌いではない。左前適時打も詰まってましたけど、振り抜けたので(三遊間を)抜けてくれた。ずっと内角に来てましたし、逆に絞りやすかった。ずっと内角を狙ってました」

つかんだ好感触「昨年はボールの待ち方が出来ていなかった」

 そして、「打者・大谷」は内角球を逆方向へ打ち返す高度な打撃技術を持つ。

 大谷「引っ張らずに左中間へ飛ばせたのは良かった。昨年は成績が出なかったというより、自分の中でボールの待ち方が出来ていなかった。コースを絞ったり、ある程度の配球のパターンも4年目で少しずつ分かってきた。しっかり(狙い球を)待てていれば、ある程度の球に反応していける」

 昨シーズン終了後から徹底した肉体改造を施し、1月中には体重100キロの大台に乗せた。昨季は打率2割2厘、5本塁打、17打点と苦しんだが、「芯だけで打たなくてもいい。しっかりバットを振り抜ければ」と内角球に詰まってもヒットに出来るだけのパワーアップに手応えを感じている。

 昨季までのプロ3年間で死球は1年目13年の1つだけの大谷だが、リーグ3冠投手として迎える今季は厳しい内角攻めが予想されている。それでも、他球団のインコース攻めは打撃復活の追い風となるかもしれない。

フルカウント

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