日本、W杯予選最多14ゴールでモンゴルに大勝! 無傷の5連勝で最終予選進出に王手

2021年3月30日(火)21時20分 サッカーキング

 2022 FIFAワールドカップ カタール・アジア2次予選兼AFCアジアカップ 中国2023予選が30日に行われ、モンゴル代表と日本代表が対戦した。

 この試合はモンゴルのホームゲームだが、新型コロナウイルスの影響によりフクダ電子アリーナにて無観客で開催。日本は1年4カ月ぶりのW杯2次予選で5連勝を目指す。

 日本のスターティングメンバーは25日の韓国戦から2名を変更。GKは権田修一、最終ラインには右から松原健、吉田麻也、冨安健洋、小川諒也の4人が並び、守田英正と遠藤航がダブルボランチを組む。前線は右に伊東純也、トップ下に鎌田大地、左に南野拓実、ワントップに大迫勇也が入った。

 試合は立ち上がりから引いて守るモンゴルに対して日本がサイド攻撃を中心に攻め込む展開に。すると13分にスコアが動く。左からのクロスが流れたところに逆サイドの松原が追いつき、中央の南野へ折り返す。パスを受けた南野が冷静に左足でネットを揺らし、日本が先制に成功した。南野にとってはW杯予選5試合連続ゴールとなった。

 1点リードの日本は23分、吉田の縦パスをペナルティエリア手前の南野がスルーし、これを受けた大迫がワンタッチで反転。飛び出したGKの位置を見てゴール右隅にシュートを沈め、スコアは2−0となった。直後の26分には右サイドから伊東が入れたクロスをゴール前の鎌田がダイレクトで流し込み、さらにリードを広げた。

 追加点を狙う日本は33分、右サイドバックの松原が自陣から右サイドの裏へパスを送ると、抜け出した伊東がマイナスのクロスを供給。走り込んだ守田がダイレクトでゴール左へ蹴り込み、4点目が決まった。守田にとってはこれが代表初ゴールとなった。39分にはドリブルで持ち上がった伊東が右へ展開。松原がクロスを上げると、DFに当たったボールがそのままネットを揺らし、オウンゴールで日本の5点目となった。

 日本はハーフタイムに守田を下げて浅野拓磨を投入。遠藤がワンボランチ、浅野が左サイドに入り、南野と鎌田がトップ下に入る4−1−4−1にシステムを変更した。55分にはCKの流れからエリア内でボールを持った鎌田が巧みに相手をかわしてゴール前へ折り返すと、これを受けた大迫が左足で流し込み、後半も日本が早い時間にゴールを奪った。

 リードを6点に広げた日本は64分、吉田と鎌田を下げて中谷進之介と稲垣祥を投入。両者ともにこれが代表デビューとなった。すると68分、エリア内でキープした大迫から落としを受けた稲垣が右足のシュートをゴール右に蹴り込み、稲垣の代表初ゴールで日本のリードが7点に広がった。

 73分には途中出場の古橋亨梧が左サイドからシュートを放つと、GKが弾いたボールがクロスバーを直撃。こぼれ球を伊東が押し込み、8点目となった。さらに78分、クロスのこぼれ球に反応した古橋がヘディングで押し込み9点目。直後の79分にはドリブルでエリア内に持ち込んだ伊東がシュートを流し込み、10点目が決まった。

 87分にはスルーパスに抜け出した古橋がGKとの一対一を制してゴール。これが11点目となり、日本にとってW杯アジア予選での最多得点記録となった。さらに後半アディショナルタイムには浅野がGKをかわしてネットを揺らし、12点目。直後には大迫と稲垣にもゴールが生まれ、14−0でタイムアップを迎えた。大勝を飾った日本は2次予選無傷の5連勝となり、首位での最終予選進出に王手をかけた。

【スコア】
モンゴル代表 0−14 日本代表

【得点者】
0−1 13分 南野拓実(日本)
0−2 23分 大迫勇也(日本)
0−3 26分 鎌田大地(日本)
0−4 33分 守田英正(日本)
0−5 39分 オウンゴール(日本)
0−6 55分 大迫勇也(日本)
0−7 68分 稲垣祥(日本)
0−8 73分 伊東純也(日本)
0−9 78分 古橋亨梧(日本)
0−10 79分 伊東純也(日本)
0−11 87分 古橋亨梧(日本)
0−12 90+1分 浅野拓磨(日本)
0−13 90+2分 大迫勇也(日本)
0−14 90+3分 稲垣祥(日本)

【スターティングメンバー】
■日本代表
権田修一;松原健、吉田麻也(64分 中谷進之介)、冨安健洋(71分 畠中槙之輔)、小川諒也;守田英正(46分 浅野拓磨)、遠藤航;伊東純也、鎌田大地(64分 稲垣祥)、南野拓実(71分 古橋亨梧);大迫勇也

サッカーキング

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