ホークス千賀の初白星に攻守で貢献 女房役・高谷が感じた反省点とは

3月31日(木)12時46分 フルカウント

3失点の7回は「がんばらせたかった」

 30日の西武戦(ヤフオクドーム)は、先発の千賀滉大に白星がつき、5-4で勝利したチームも連敗を阻止。その価値ある勝利に貢献したのが、この日スタメンマスクをかぶった高谷裕亮だ。

 6回まで好投しながら7回に3失点を喫し、「初回から飛ばしすぎた」と反省した千賀に対し、高谷は「いいんですよ、飛ばしても」と語る。

「ただ、7回はね……もう1イニングがんばらせたかった。6回のピッチングが良かっただけに、あの調子を続けさせるのがボクの役目だったんですけどね」

 千賀のストレートは初回から155キロをマークしたが、決して制球が良いとはいえず、得意のフォークボールも抜け気味だった。

「こう言っては千賀には失礼だけど、もともとゾーンの四隅にピタっとくるような投手じゃないので(笑)。フォークボールにしても、消す(選択しない)つもりはなかった。消すことによって投げさせる球種も減るし、そうすれば相手も絞りやすくなる。フォークが抜けても、バっと振ってくるような打者に対しては有効だったりするので、それは考えながら使っていきました」

 千賀の後に登板したバリオスへのリードも光った。7回に1点差となり、なおも2死三塁の場面でメヒアをサードゴロ。続く8回は、中村剛也、浅村栄斗、森友哉という一発のある打者を2三振の三者凡退に抑えきった。

「あの場面は一発が怖いので、高めにいくことだけは避けよう、と。リードがどうのではなく、バリオスが低めにしっかりと投げてくれたおかげです」

今季初ヒットならずも貴重な2打点

 貢献したのは守備だけではない。開幕以来6打数ノーヒットで迎えたこの日も、試合前から「ヒットは打ちたいですが、まずは守備」と語っていたが、4回の1死満塁の場面ではレフトへの犠飛、6回の1死一、三塁では打点付きのセカンドゴロ。今季初ヒットはお預けとなったが、初打点を含む2打点をマークした。

「ヒットよりも先に打点がついちゃいましたね。ヒットになれば良かったけど、併殺とかではなかっただけでも良かったということで(笑)」

 ただ、高谷が守備での反省点として挙げたのが、7回無死満塁からの上本達之の犠飛の場面だ。左中間に上がった浅めの飛球を柳田悠岐が好返球するも判定はセーフ。新ルールによってブロックできなかったこともあるが、高谷が反省したのは、その直後に走者を二、三塁に進塁させてしまったことだ。

「左中間の飛球で走者の動きも見えていたのに、(走者に)タッチしてすぐに三塁に送球していれば(次の守備を)2死二塁から始められた」

 直後に内野ゴロと失策、ボークによる2失点につながっただけに、自らの判断ミスを悔やんだ。それは「千賀をもう1イニングがんばらせたかった」という反省にもつながっている。もちろん反省から学ぶことは多い。次の千賀の登板試合では、マウンドに駆け寄って千賀と勝利のハイタッチを交わす姿を見せてほしいものだ。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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